集団塾の授業についていけない子どもと、それに気づく保護者のイメージイラスト

「うちの子、塾の授業についていけていないかも」――そう感じても、本人ははっきり言葉にしてくれないことがほとんどです。集団塾についていけなくなる背景には、本人のやる気とは別の「授業の構造的な理由」があります。

主な原因は、「わからないところをその場で聞けない」授業の構造にあります。本人の理解力の問題というより、集団形式そのものが持つ限界であるケースが多く、対応としては学習内容を個別に整理し直すことが最も効果的です。

家庭教師歴26年・7,000件以上のご家庭を見てきたぽぷらが、家庭で気づけるサインと今日から試せる対応を整理してお伝えします。

BASICS

なぜ集団塾に
ついていけなくなるのか

よくある誤解

「ついていけない=本人の努力不足やもともとの理解力の問題」と考えてしまいがちです。しかし実際には、やる気があっても構造的についていけなくなる仕組みがあります。

本当の原因

集団塾は決められたペースで大勢に同時指導する形式のため、少しつまずいても、次の単元に進む前に立ち止まって聞き返す時間がありません。「わからない」が積み重なり、授業全体についていけなくなります。

SIGNS

家庭で気づける
5つのサイン

本人が「わからない」と言葉にできないことも多いため、家庭で見える様子から気づいてあげることが大切です。

集団塾についていけていないサインをまとめた5項目:説明できない、宿題に取りかかれない、単元ごとの点数差、板書の書き写し、質問できない

サイン
見るべきポイント
授業の内容を具体的に話せない
「今日の授業どうだった?」に「普通」「わかんない」しか返ってこない
宿題に取りかかるまでが長い
何から手をつけていいかわからず固まっていないか
単元ごとの点数のばらつきが大きい
特定の単元だけ極端に低くないか
ノートが板書の書き写しだけになっている
理解して書いているか、ただ写しているだけか
「質問していい?」をためらう様子
集団の中で質問することへの抵抗感がないか

※あくまで一般的な傾向です。お子さんの状況によって現れ方は異なります。

WHICH

学習設計で対応できるケース・
配慮が必要なケース

学習設計の見直しで対応できることが多いケース
  • 特定の単元だけつまずいている
  • 以前は理解できていたが最近ついていけなくなった
  • 塾のペースが速く感じている
  • 質問しづらい雰囲気に慣れていないだけ
発達特性への配慮も検討したいケース
  • 集中の持続が難しい様子が続く
  • 指示の理解に時間がかかることが多い
  • 集団の中での不安や緊張が強い
  • 学校生活でも同様の困りごとが見られる

発達特性が背景にある場合は「頑張らせる」のではなく、本人に合った学習環境を整えることが重要です。詳しくは発達障害と勉強についての記事もあわせてご覧ください。

KEY POINT

対応するときに
本当に見るべきポイント

塾を変える・やめる前に、まず確認しておきたいことがあります。

ついていけなくなった原因は、多くの場合「特定の単元のつまずき」に遡れます。まずはどこまで理解できていて、どこから怪しくなっているのかを整理することが第一歩です。私たちはこれを「学習設計」と呼び、何を・どの順番で・どこまでやるかを明確にしたうえで学習を組み立てています。

お子さんに、ぜひ聞いてみてください。
「今日の授業で、わからなかったところはあった?」
「どこまでは分かるか、一緒に確認してみようか」
この会話ができるかどうかが、つまずきを早期に見つける一つの目安になります。

ぽぷらでは、最初の無料学習診断に、実際に担当する講師本人がうかがいます。塾との併用も含めて、どこでつまずいているかを一緒に整理します。

まず何から始めればいいか

「ついていけていないかも」と感じたら、まずは「どこでつまずいているか」を知ることから。それが分かれば、塾を続けながらでも、学習を立て直す方法が見えてきます。ぽぷらの無料学習診断では、担当講師が実際にお子さんの状況を確認し、最適な学び方を一緒に考えます。「まず相談だけ」でも大丈夫です。

どこでつまずいているか、一緒に整理します

まずは無料で、お子さんの
「学習設計」を整理します

実際に担当する講師が、お子さんのつまずきを確認し、何から始めればいいかをご提案します。「集団塾についていけていない気がする」というご相談も歓迎です。診断後に強引な勧誘は一切ありません。

  • 今のつまずきと理解度の確認
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