指導時間の延長はサービスになるのか?
家庭教師アルバイを実際に始めていくなかで、指導時間ちょうど終わらず指導時間を延長した場合には、指導料は延長分として時給計算されるのか?と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
家庭教師アルバイトの場合は、時間が延長になったらからといって時給として加算されません。
これは基本的なことになりますので注意してください。
もし今の指導時間だけじゃ足りないとか、テスト前対策でもっと時間が必要だとか、というケースの場合は、事前に保護者の方にご相談してください。 家庭教師センターを通している場合なら、家庭教師センターに相談することです。
保護者の方やセンターで事前に話し合い指導時間が延長する場合は、時給として加算されるので安心してください。
それ以外のケースで10分15分延長サービスした場合はどのようにしたらいいのか?
このケースについて詳しくお伝えします。
ご家庭の予定に注意する必要アリ
指導時間が不足している場合、サービスとして時間延長をしたくなるかもしれません。しかし、時間を延長することは、必ずしもご家庭が望んでいるとは限りません。
家庭教師はご家庭と指導時間を約束します。
約束する理由は、生徒さんがきちんと在宅であるため、ご家庭と家庭教師がそれぞれ自分の予定を立てられるようにするためです。
逆に考えれば、約束した時間が終われば、ご家庭が別の予定を入れていることもありえます。
そのため、もしどうしても延長が必要な場合は、ご家庭にきちんと相談するようにしましょう。
相談なしでの延長は料金が発生するかどうかに関わらずトラブルの原因になります。
自分としてはサービスしているつもりになりがちなので授業の延長には注意してくださいね。
詰め込みすぎると反動が起こるリスク
仮にご家庭に了承していただけたとしても、授業時間の延長を安易に活用することは避けたいものです。
というのも、生徒さんによっては詰め込みすぎるとストレスがたまり、宿題の消化率が下がるなどの反動が出るリスクがあるからです。
特に、生徒さんの取り組みが遅れていることを理由に延長すると反動が起こりやすいです。
取り組みが遅れる生徒さんの多くは、勉強が好きではありません。
そのため、詰込み型で学習を進めてもストレスが原因で集中力が低下しがちです。集中力が低い状態で長時間学習を進めても、内容を身に着けることは難しいですよね。
さらに、詰込み型の指導を繰り返していると、家庭教師の授業そのものに苦痛を感じるようになってしまいます。たとえ生徒さんのペースに合わせた学習に切り替えても、信頼関係が崩れてしまうと生徒さんの学習意欲が下がったままになりがちですね。
「もう少し進めたい」という欲を出した結果として、生徒さんからの信頼度が下がってしまっては本末転倒です。
詰込み型の指導ではなく、着実に生徒さんのペースに合わせた指導を行ってください。
あらかじめ計画を立てて指導を進めることが大切
詰込み型の授業になってしまう一因が、指導計画の曖昧さです。
家庭教師の授業は集団塾と異なり生徒さんの理解に合わせて学習を進められるメリットがあります。
しかし、きちんと指導計画を立てていないとテストまでに範囲が終わらないといった問題が生じかねません。
そのため、生徒さんの担当が決まったら、あらかじめ定期テストや受験といった目標までの指導計画をしっかり立てておきましょう。生徒さんの理解が遅めで復習時間を多くとるケースなども考えて少し余裕のある計画を立てておくと安心ですね。
家庭教師が丁寧に計画を立てていれば、保護者様も安心して指導を見守ることができます。
計画を立てる習慣はぜひ身に着けてください。
それでは最後までお読みいただきありがとうございます。
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