滋賀県立信楽高等学校は、総合学科を設置する全日制高校です。総合学科の中に「セラミック系列」「デザイン系列」「普通系列」の3系列があり、地域の伝統産業である信楽焼を生かした学びが特色です。また本校は、滋賀県内で全国募集を行う3校(信楽高校・伊香高校・虎姫高校)の一つで、セラミック系列・デザイン系列での学びに強い関心を持つ他都道府県在住の生徒を、学校独自型選抜(中学校長推薦)の全国募集枠(5人以内)で受け入れています。
基本情報
| 正式名称 |
滋賀県立信楽高等学校 |
| 所在地 |
〒529-1851 滋賀県甲賀市信楽町長野317-1 |
| アクセス |
信楽高原鐵道「信楽」駅下車 徒歩約20分。JR草津線・近江鉄道本線「貴生川」駅で信楽高原鐵道に乗り換え |
| HP URL |
https://www.shigaraki-h.shiga-ec.ed.jp/ |
| 種別 |
公立(滋賀県立) |
| 設置学科 |
総合学科(セラミック系列・デザイン系列・普通系列の3系列) |
| 全国募集 |
セラミック系列・デザイン系列での学びを希望する他都道府県在住の生徒を対象に、学校独自型選抜(中学校長推薦)の全国募集枠を5人以内で実施。希望者向けの宿舎(朝食付き・光熱水費込み)や、信楽高等学校地域支援協議会による補助がある |
※本校は総合学科のみの単独学科で、その中に3系列(セラミック・デザイン・普通)があります。学区は全県一区に加え、全国募集枠(信楽地域の伝統産業=セラミック・デザインに関心を持つ他都道府県の生徒が対象)があります。偏差値については、進学情報サイトによって掲載数値が一致しなかった(36・38など複数の異なる数値が見られた)ため、参考値としても掲載していません。
内申点のめやす
| 全国募集(学校独自型選抜・中学校長推薦)出願要件の一部 |
個人調査報告書における中学校3年生の「美術」の評定が3以上であること、かつ9教科の評定合計が20以上であること |
| 県内(学校独自型選抜・中学校長推薦)出願要件 |
評定合計等の具体的な数値基準は公式資料に明記されておらず、本校を志望する明確な意志や総合学科の内容理解、セラミック・デザイン・美術への関心、進学等への目的意識、部活動等での実績のいずれかを満たすことが要件とされている |
※滋賀県立高校の個人調査報告書(内申書)の配点・満点は学校ごとに異なり、全県共通の基準はありません。上記は令和9年度(2027年3月実施予定)「高等学校別入学者選抜概要」に基づく本校の学校独自型選抜(中学校長推薦)の出願要件です。
募集定員(令和9年度=2027年春入学予定)
| 募集定員(総合学科) |
80人 |
| 学校独自型選抜(合計50%・40人) |
うち中学校長推薦・全国募集枠 5人以内(他都道府県対象)/中学校長推薦・県内枠 35人 |
| 一般型選抜 |
50%(40人) |
※全国募集枠(中学校長推薦5人以内)の募集人数が充足しなかった場合、その未充足分は県内対象の中学校長推薦の募集人数に加えられます。本校の学校独自型選抜は中学校長推薦のみで、自己推薦の実施はありません。
入試倍率
| 全国募集(令和8年度=2026年3月実施) |
募集5人以内に対し、受検者1人・入学許可予定者1人(未充足) |
| 県内募集(令和8年度・出願状況の参考値) |
2026年2月13日時点の公表資料によると、学校独自型選抜(中学校長推薦・県内枠)は募集35人に対し確定出願者13人、一般型選抜は募集40人に対し確定出願者40人。いずれも出願段階の人数で、最終的な入学許可予定者数(確定倍率)は一次資料で確認できず、未確認 |
| 令和9年度(2027年3月実施予定) |
志願状況・倍率は2026年9月時点で未発表 |
入試科目・配点(令和9年度)
| 一般型選抜 |
学力検査500点+個人調査報告書500点。学力検査は国語・数学・社会・理科・英語の5教科を同一配点(各教科比率1)で実施 |
| 学校独自型選抜(中学校長推薦・県内枠) |
学力検査200点+個人調査報告書600点+面接(個人)200点 |
| 学校独自型選抜(中学校長推薦・全国募集枠) |
学力検査は実施せず、個人調査報告書600点+面接(個人)200点+作文(1題)200点 |
| 全国募集枠の推薦要件 |
他都道府県から志願する者で、信楽地域の伝統産業に関わるセラミックやデザインに強い興味・関心があり、将来への目的意識が明確で、基本的な学習・生活習慣が身についていること、個人調査報告書の3年生「美術」評定が3以上であること、9教科評定合計が20以上であることのいずれも満たす必要がある |
| 県内枠の推薦要件 |
本校を志望する明確な意志を持ち、基本的生活習慣が身についており、総合学科の内容や趣旨を理解したうえで、セラミック・デザイン・美術への関心/進学等への明確な目的意識/中学校の体育的・文化的活動での優れた実績のいずれかを満たすこと |
進路実績(令和6・7年度=2024・2025年3月卒業、公式サイト掲載分の抜粋)
| 令和7年度(2025年3月卒業) |
4年制大学9校(大谷大学、滋賀大学、成安造形大学など)、短期大学(関西外国語大学短期大学部、嵯峨美術短期大学など)、専門学校9校(京都医健専門学校、辻調理専門学校など)。就職は信楽町内から県外まで製造業・福祉・郵便など多岐にわたる |
| 令和6年度(2024年3月卒業) |
4年制大学(大阪芸術大学、京都芸術大学、びわこ成蹊スポーツ大学など)、短期大学5校、専門学校10校(デザイン系・医療系など)。就職先は地元甲賀市内の製造業(天馬、北斗製作所など)と福祉関連が中心 |
※学校公式サイト掲載の進路実績ページに基づく抜粋です。年度別・大学別の正確な人数・進学先一覧は学校公式サイトの一次資料をご確認ください。
学校の特色
| スクール・ポリシー |
「自立する力」「伝える力」「協働する力」「創造する力」など生きる力の育成を掲げ、伝統産業「信楽焼」を生かした学びを通じて地域の活性化に貢献しながら、ものづくりの精神を学び、地域に誇りと愛着を持ち、地域課題の解決に取り組む人材の育成をめざす |
| セラミック系列 |
陶芸技術を基礎から応用まで学ぶ。1年次は共通科目、2年次から手びねり・ロクロ・タタラ成形・絵付けなど陶芸と美術の基礎を学び、3年次は手びねり・タタラ・ロクロ・立体造形の各コースに分かれて専門技術を深める。伝統工芸士3名が特別非常勤講師としてロクロ・絵付け・手ひねりを指導 |
| デザイン系列 |
デザインの基礎と創造力を重視。2年次に色彩や形の基本、デッサン・製図・レタリングなどを習得し、3年次は平面造形・立体造形のコースを進路(進学・就職)に応じて選択 |
| 普通系列 |
大学進学希望者向けの系列。少人数指導と複数教師によるチームティーチングが特徴で、2年次から国語・英語の授業時間が増え、3年次は進路別の科目選択と放課後補習で個別の進学対策を行う |
| 部活動 |
陶芸部が活発に活動し、滋賀県美術展覧会入選、全国高等学校総合文化祭への出品実績などがある。このほか運動部(バレーボール部等)・文化部が活動 |
| 沿革 |
昭和23年(1948年)9月、滋賀県立甲賀高等学校信楽分校として創立。平成26年(2014年)4月に学科を総合学科へ改編 |
| 立地 |
「土と炎と芸術の町」と呼ばれる甲賀市信楽町に立地し、校舎裏には陶器神社として知られる愛宕神社がある |