塾に通っているのに成績が上がらない中学生|5つの原因と見直し方

「週2回も塾へ通っているのに、テストの点数が変わらない」
「塾ではちゃんと授業を受けていると言っている」
「塾代も払っているのに、このままでいいのか不安」
成績が上がらない状態が続くと、「今の塾が合っていないのでは」「別の塾や家庭教師へ変えた方がよいのでは」と迷うこともあるでしょう。
塾との相性が原因になる場合もあります。ただ、先に確かめたいのは、どこにつまずき、何をどの順番で勉強しているかです。
塾に通っているのに、なぜ成績が上がらないのか
塾を変えれば必ず成績が上がるわけではありません。問題が「どこで勉強するか」ではなく、「どこにつまずき、何をどの順番で勉強するか」にある場合があるからです。
塾を辞めたり新しいサービスを増やしたりする前に、成績が上がっていない原因を一つずつ整理してみましょう。
成績が上がらない5つの原因

1. 塾の授業を受けるだけになっている
塾へ行くと、その時間は勉強します。そのため、「週2回塾へ行っているから勉強している」という安心感が生まれやすくなります。
しかし、授業中に「わかった」と感じても、翌日に自分一人で解くとできないことがあります。授業で理解した内容を、自分で思い出す、問題を解く、間違いを直すところまで進めて、少しずつ定着します。
塾の日以外にほとんど勉強していない場合は、回数を増やす前に、授業と家庭学習をどうつなぐかを確認します。
2. 本当のつまずきまで戻れていない
中学2年生の連立方程式が苦手でも、原因は正負の数、文字式、一次方程式など、それ以前の内容にあるかもしれません。
英語でも、現在進行形ができない原因が、be動詞と一般動詞の区別や英文の語順にあることがあります。現在の単元だけを繰り返す前に、「どこからわからなくなったか」を確かめます。
3. 宿題を終わらせることが目的になっている
答えを写す、わからないところを飛ばす、丸付けだけして終わる状態では、宿題を提出しても理解にはつながりにくくなります。
計算ミスなのか、公式を覚えていないのか、問題文を読めていないのか、解き方そのものがわからないのか。間違えた原因によって、次に必要な勉強は変わります。
4. 子どもの現在地と授業レベルが合っていない
同じ中学2年生でも、現在の単元だけが苦手な子、中学1年生の内容まで戻る必要がある子、内容は理解しているものの家庭学習ができていない子では、必要な勉強が違います。
授業についていくことで精いっぱいなら、今の単元だけを追いかけるより、必要なところまで戻ることが近道になる場合があります。
5. 勉強時間だけを増やしている
わからない問題を眺め続ける、得意な問題ばかり解く、教科書を読むだけ、ノートをきれいにまとめるだけでは、時間を増やしても成果につながりにくいことがあります。
確認したいのは「何時間勉強したか」だけではなく、その時間に何をしていたかです。
塾を変える前に確認したい5つのこと

1. どの教科・単元からわからなくなっているか
「数学が苦手」では広すぎます。計算、文章題、関数など、できるだけ具体的に確認します。
2. 塾以外の日に勉強しているか
週2回の塾だけで終わらず、授業を受けた後に家で解き直しや確認ができているかを見ます。
3. 宿題のやり方は合っているか
提出しているかだけでなく、理解しているかを見ます。答えを写して終わっていないか、間違えた問題に戻れているかを確認しましょう。
4. テスト後に間違い直しをしているか
点数を見るだけで終わらず、次に何を復習すればよいかを確かめます。テストは、つまずきを見つける材料にもなります。
5. 本人が何に困っているか
「授業が速すぎる」「質問できない」「宿題が多すぎる」「どこがわからないかわからない」と感じていることがあります。本人の言葉も確認材料にします。
塾が悪いとは限らない
集団塾が合う子、個別指導が合う子、自分で学習を進められ、映像授業が合う子もいます。
一方で、つまずきが複数ある、勉強方法がわからない、家庭学習が続かない、自分から質問できない場合は、一人ひとりに合わせて学習方法を整理する必要があります。
大切なのは「塾か家庭教師か」という二択ではなく、今のお子さんの状態に、現在の学習方法が合っているかです。
成績が上がらないときに見る3つのズレ
1. 方向のズレ
何を勉強するべきかが合っていない状態です。中学1年生の内容につまずいているのに、中学2年生の問題ばかり解いている場合などが当てはまります。
2. 方法のズレ
答えを見ながら問題を解くだけ、丸付けだけで終わる、暗記の確認をしていないなど、勉強のやり方が合っていない状態です。
3. 継続のズレ
テスト前だけ一気に勉強する、塾のある日だけ勉強するなど、学習を続けられる仕組みがない状態です。
「もっとやる気を出そう」と考えるだけでは、このズレは直りません。そこで必要になるのが学習設計です。
学習設計とは何をすることか
まず、現在どこまでできているか、どこからわからなくなっているか、学校では今どこを習っているか、次のテストまでどのくらいあるかを整理します。
そのうえで、何を、どの順番で、どの方法で、いつまでにやるかを決めます。勉強時間を増やす前にここを整理すると、学習の方向が見えやすくなります。
「塾に行っているのに伸びない」と感じたら
すぐに塾を辞める必要があるとは限りません。塾を続けながら家庭学習だけ見直す、学校ワークの進め方を変える、つまずいている単元まで戻るという方法もあります。
家庭教師ぽぷらでは、現在の学力だけでなく、どこにつまずいているのか、今の勉強方法は合っているか、何から取り組むべきか、塾との併用をどう考えるかまで一緒に整理します。
「塾を辞めるべきか迷っている」という段階でも構いません。新しい学習サービスを増やす前に、一度現在の学習状況を整理してみてください。
よくある質問
塾に通っているのに成績が上がらない場合、すぐに辞めた方がいいですか?
すぐに辞める前に、成績が上がらない原因を確認しましょう。授業レベル、家庭学習、宿題のやり方、つまずきの場所などを整理すると、塾を続けながら改善できる場合もあります。
個別指導塾でも成績が上がらないのはなぜですか?
個別指導でも、本人のつまずきまで戻れていなかったり、授業外の家庭学習がつながっていなかったりすると、点数に反映されにくいことがあります。
家庭教師に変えれば成績は上がりますか?
家庭教師に変えれば必ず上がる、というものではありません。大切なのは、現在のつまずきを見つけ、何をどの順番で進めるかを設計することです。その設計が合えば、家庭教師は有効な選択肢になります。
まず何から始めればいいか
直近のテストや学校ワークを見て、「できなかった問題」を3つだけ選んでください。その3つが、計算ミスなのか、解き方の理解不足なのか、前の学年のつまずきなのかを確認します。塾を変えるか決める前に、今の学習のズレを見える形にすることが第一歩です。
まずは「今の状態を整理する」ことから
まずは無料で、お子さんの
「学習設計」を整理します
現在のつまずき、塾の授業と家庭学習のつながり、学校ワークの進め方を確認し、今のお子さんに必要な学習を一緒に整理します。診断後に強引な勧誘は一切ありません。
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※本記事は一般的な情報をまとめたものです。学習の成果には個人差があります。塾の契約内容や費用については、現在ご利用の塾へご確認ください。
