不登校の生徒さんを教える時に気をつけたいこと

家庭教師アルバイトをする上で、さまざまな生徒さんを担当することがあります。 その中で最近特に多くなっているのが、不登校の生徒さんの指導になります。 
あなた自身も小中高生の時に不登校の経験があるなら、不登校だった経験を活かして指導することが出来ると思います。 しかし、あなた自身、学校に通い続けたということなら不登校の生徒さんを指導するのに少し戸惑うこともあるかもしれません。  

そこで今回は、不登校の生徒さんを教える時の注意点をお伝えします。  

学校に行かなくなった理由を上手く把握しよう

不登校の生徒さんを指導する時に把握したいこと、それは、生徒さんが不登校になった理由です。 これは生徒さんによって様々です。そこで、指導に当たってまずは学校に行かなくなった理由を上手く把握しましょう。
  
   
学校に行かなくなった理由として考えられることは、いじめにあったり、学校の雰囲気になじめなかったりといったケースがあります。 これらのほかにも、病気がちだったり、勉強についていけなかったりといった様々な事情が考えられます。事情は人それぞれなので、先入観で理由を決めつけてしまわないようにしてください。また、理由が1つとは限りません。
   
学校に行かなくなった生徒さんは、家庭教師に対しても心を閉ざしてしまうことがあります。 また、繊細になりがちでもありますので、学校に行かなくなった理由を無理に本人から聞き出すことは避けましょう。ただし、生徒さんの方から話してくれる場合は、無理に止める必要はありません。
   
生徒さんから学校に行かなくなった理由が聞けないからと言って、理由が分からないまま指導を進めることは望ましくありません。無意識のうちに生徒さんを傷つけてしまうリスクがあるほか、生徒さん側が自分への関心が薄いのではないかと感じてしまうかもしれないからです。そこで、保護者様から丁寧に情報を聞くようにしましょう。生徒さんが学校に行かないことについては、保護者様も悩んでおられる場合が多いです。話を聞いて生徒さんの事情を把握するとともに、保護者様の安心にもつながる聞き方を心がけましょう。
  
 
学校に行かなくなった理由を把握できれば、生徒さんのタイプがわかります。他人に対して警戒心を抱きすぎる、自分の気持ちをなかなか外に出さない等のタイプを踏まえたうえで、指導時の声かけの仕方などを工夫してください。
  
  
  
 
 

登校を無理に勧めてはいけない

計画的に学習を進めるうえでは、学校に通ったほうが、学習リズムができるため良いと言えます。 しかし、学校に通っていない生徒さんに、無理に登校を勧めてはいけません。本心では学校に行くべきだと思っていたとしても、「学校に行った方がいい」という発言は避けて下さい。  
生徒さんが学校のみならず家庭教師もストレスに感じてしまえば、さらに勉強が遅れることも考えられます。不用意な発言で生徒さんにさらなる負担を与えないよう注意してください。
  
また、言葉で伝えないことはもちろん、無理に学校に行かせようとすることも避けてください。学校に行く準備をさせたり、ワークの提出を勧めたりすることも、生徒さんにとっては大きなストレスになりかねません。あくまでも勉強のフォローをしながら、生徒さんが学校に行こうと思ったときに勉強で遅れをとらずに済むようにしてあげてください。
 
   
 
  
 

ご家庭からの要望に従って指導を進めよう

学校に通っている生徒さんを指導する場合は、学校の学習内容に合わせて指導を進め、定期テスト前や入試前には対策を行うのが基本です。 しかし学校に通っていない生徒さんとなると、どこから・どのように指導を進めるべきか悩んでしまうこともあるでしょう。

そこで、学校に通っていない生徒さんを指導する場合は、ご家庭からの要望を特にしっかり聞いて指導を進めてください。家庭教師の裁量は少なめにして、保護者様が求めておられる内容に忠実に従う形で指導を行います。

指導と言っても、勉強を教えることばかりを求められるとは限りません。例えば、ふさぎ込みがちな生徒さんに対しては、話し相手になることを求められる場合があります。「家庭教師=勉強を教えることがメイン」というのが基本ではありますが、学校に通っていない生徒さんを担当する際には、保護者様から要望があれば話し相手になる時間を長くとっても構いません。

ほかには、「生徒さんが勉強嫌いにならないように」という要望が出ることもあります。学校に通っていれば、授業を受けることで自然に勉強を進めることがある程度可能です。しかし、自宅にとどまるようになると、勉強を自分の意志で進めなければなりません。新しく習う内容も自分でマスターするとなると、ハードルが高いために勉強嫌いになりかねません。

そこで、家庭教師が自宅学習を上手くフォローすることで、生徒さんが勉強嫌いになることを防いであげてください。教科書の内容などで生徒さんが疑問を持ちそうなところを解説してあげたり、苦手科目よりも得意科目を多めに指導したりして、生徒さんが自宅でもできる限り気持ちよく勉強できるようにサポートしましょう。

生徒さんが学校に行かなくなると、登校を再開する際に勉強についていけなかったり、受験を突破できなかったりといったリスクが気になる保護者様が少なくありません。そのため、「学校で今習っているはずの内容をしっかり教えてほしい」という要望を受ける場合があります。 こうした場合、保護者様経由などで学校から届く定期テストのお知らせなどから、学校で習っている範囲を把握しましょう。学校からの連絡だけでなく、保護者様同士のコミュニケーションなどで進度がわかる場合があります。保護者様に情報収集をお願いしながら、学校で習っている範囲を計画的に進めましょう。

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指導を始めるべき個所はどこか

指導がいったんスタートすれば、苦手な内容は丁寧に復習したり、理解がスムーズに進むならどんどん先へ進んだりといった進度調整をしやすいです。
しかし、不登校の生徒さんを指導する場合、最初にどこから始めるべきかは迷ってしまうケースがあるでしょう。

まず、学校に行っていない期間が長い場合は、学校に行かなくなった時期からの内容を順番に復習しましょう。 いきなり今の学年・時期に合わせて指導を行うと、分からない内容が多くて生徒さんが勉強を進めづらくなってしまうからです。学校に行かなくなった時期がはっきりしない場合は、簡単に理解できる箇所まで戻って指導をスタートしてください。

学校に通っていない期間が短い場合は、今学校で習っていると考えられる内容を進めていきましょう。学校の授業ペースに合わせて学習を進めることで、再び登校を始めやすくなります。また、生徒さんも学校で習った内容を覚えているうちに続きを学習することで、各科目について理解を深めやすくなります。さらに、将来的に入試を迎えることも考えると、学校の進度に合わせて指導することで、入試にもスムーズに対応しやすくなります。

ただし、生徒さんの理解度や、ご家庭の要望に合わせることを最優先してください。 例えば、学校に通っていない期間が長い生徒さんを指導する場合も、受験が近い場合などに保護者様から入試対策を求められる場合があります。 こうしたケースでは、要望に従った指導をしながら、復習内容なども授業に取り入れるようにすると良いでしょう。また、生徒さんの理解が不十分な場合は、ゆっくり目に授業を進めてください。

学校に通っていないため学習時間が短くなったり、精神状態が不安定なため宿題をコツコツこなしづらかったりといったことも考えられます。学校の進度に無理やり合わせるのではなく、あくまでも生徒さんのペースに合わせながら指導を進めることで、家庭教師の指導は気持ちよく受けられる、という状態を作ってあげてください。保護者様とも特に丁寧なコミュニケーションをとって、生徒さんの反応も聞きながら生徒さんをサポートしてあげましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。   不登校の生徒さんを指導する時の注意点は理解してもえましたか。 不登校の生徒さんは、さまざまな理由で学校に行かないという選択をしただけです。 家庭教師の先生として、まずはその状況を受けとめて気持ちを理解するようにしてみて下さい。  もしこのまま不登校の状況が続いても、さまざまな進路があり選択することができます。 今までにも中学生の間ほとんど学校に行かずに不登校で家庭教師をしていた生徒さんが、高校生になりやる気になってから大学へ進学したというケースは以外にも多くあります。 
 
  
ですので、いざとなれば生徒さん自身にやる気のスイッチがはいれば、将来的な道は広がるということです。 そのために、家庭教師の先生として生徒さんの良い部分を引き出せるようにサポートして下さい。 
 
  
 
それでは最後までお読みいただきありがとうございます。 
  

  
  

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家庭教師のぽぷら 代表|20年以上に渡り家庭教師業界に携わる。今までに10000以上のご家庭に家庭教師の先生をご紹介。「喜びと幸せを創る会社」という理念に掲げ、家庭教師の先生にも家庭教師アルバイトを通して喜びと幸せを感じてもらい活躍できる環境を作っています。