口数少ない生徒さんの指導で気をつけること|家庭教師アルバイト指導法
家庭教師アルバイトで生徒さんを指導する際に基本となるのが、生徒さんとの
コミュケーションです。 生徒さんによっては自分からどんどん話をしてくるタイプもいます。その場合は比較的、コミュケーションも取りやすいため指導も進めやすいです。
一方、生徒さんによっては自分からあまり話をしないタイプもいます。 この場合は、生徒さんとの意思疎通が取りにくいため指導に悪影響を及ぼすこともあります。
特に小中学生の場合は、自分から話をしない生徒さんもいますが、指導する上で生徒さんと上手にコミュケーションを取ることで指導がスムーズに進み、勉強の成果を上げることにもつながります。
今回は、口数が少ない生徒さんの指導で気をつけることをお伝えします。
生徒さんの性格を見極めよう
口数が少ない生徒さんを指導する際は、コミュニケーションをとることが難しくなります。コミュニケーションが少ないことは的確な指導を難しくしてしまいます。
そのため、口数が少ない生徒さんの指導ではまず、性格を見極めることが大切です。
口数が少ない理由はいくつか考えられます。まず、寡黙な性格であるケースです。
普段から寡黙なタイプなのであれば、口数の少なさを問題視する必要はありません。
小中学生の生徒さんなら特に多いのが、人見知りをするケースです。
小中学生の時は、他人や少し上の大人に対して構えてしまい、人見知りすることが多いです。 この場合は、事前にお子さんの性格を保護者の方から確認しておくといいでしょう。
指導回数が増えてくると生徒さんもだんだんと打ち解けてくると思いますので、指導以外のコミュニケーションを生徒さんとすることで打ち解けてきます。
いっぽう、家庭教師がいる場面で特に口数が少なくなる場合は要注意です。
生徒さんが家庭教師との距離感を感じすぎている可能性があるからです。わからない箇所などを隠してしまいがちになるので丁寧にフォローしてあげてください。
発話の機会は積極的に与えることが大切
口数が少ない生徒さんの授業では、ついつい家庭教師が話す時間が長くなりがちです。もちろん、しっかり話しかけてあげることでコミュニケーションを促すこともできます。しかし、あくまでも授業が生徒さんのためにある、ということを忘れないようにしましょう。
口数が少ないからといって、発信したいことがないとは限りません。そのため、生徒さんに発言の機会を積極的に与えてあげましょう。
無理に話をさせる必要はありません。学校での勉強の進み具合など、まずは最低限必要なことをしっかり話させるようにしましょう。
口頭以外のコミュニケーション手段も活用しよう
コミュニケーションの手段は会話だけではありません。
そこで、生徒さんの口数が少なくなかなかコミュニケーションを取りづらい場合は、他のコミュニケーション手段も活用すると良いです。
例えば、生徒さんに勉強内容を記録してもらうことができます。生徒さんが特に伝えづらい、「宿題が計画通りできていない」といった内容も、記録を見れば家庭教師がスムーズに把握することが可能になります。
生徒さんとの会話のきっかけにもつながるので、コミュニケーションに困ったときのアイデアとして頭に入れておきましょう。
保護者様から普段の様子を聞くと良い
生徒さんは、家庭教師よりも保護者様と長い時間を過ごすケースが多いです。そのため、保護者様から普段の様子を聞くと、コミュニケーションの参考になることがあります。
特に、兄弟がいない生徒さんにとっては、家庭教師という存在が遠いものに思えてしまうことがあります。
年齢が離れているから当然あり得ることですね。
そこで、まずは保護者様から普段の様子を聞き、生徒さんについて詳しくなっておきましょう。
生徒さんのことをよく理解してあげられる存在になれば、次第に生徒さんも心を開くようになります。
授業では口数が少なくても、保護者様には家庭教師のことをしっかり話している、という子もいます。保護者様の安心にもつながるので、生徒さんの口数が少ないと感じたら保護者様とのコミュニケーションに力を入れてみると良いです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございます。
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