長期休み中の学習計画の立て方―家庭教師アルバイト指導法
長期休み中は計画を立てるのが難しい
家庭教師の指導内容は、学校がある期間中は学校の授業の中でわからないことを教えたり学校から指定ワークが出されるため理解できないことを指導することになります。
定期テスト前ならテスト範囲のテストに出そうなことに絞り指導します。 このように学校の授業を中心として授業を進めるため、学習計画も授業に合わせながら指導することになります。
一方、長期休み(夏冬春)になると学習計画を立てることが難しくなります。生徒さんが旅行などで授業をお休みする期間があれば、さらに計画を立てづらくなってしまいます。
そこで、長期休み中の学習計画の立て方を確認しておきましょう。
学校の課題が最優先
公立中学生の多くは、公立高校を志望しています。そのため、内申点対策が必要です。内申点評価を高めるためには定期テストで高得点をとることと合わせて、提出物をきちんと仕上げることが求められます。
長期休み中には様々な科目で多くの課題が出されます。そのため、家庭教師が課題の全体像を把握し、生徒さんがきちんと期限までに提出できるのかもチェックしてあげるといいでしょう。
特に勉強が苦手なお子さんは、自分で学習計画を立てるのが苦手なため提出物を期限まで出来上がらないというケースが多くあります。
宿題量が多い場合は、家庭教師の授業だけで学校の課題が終わらないケースもあります。
分量が多い場合は長期休みの最初に立てる計画にしたがって生徒さんに宿題を出してください。
学力が中~低めの生徒さんなら復習を重視
長期休み中に追加指導がある場合などは、学校の課題以外にも取り組みましょう。
学力が中程度~低めの生徒さんの場合は、復習を重視してください。苦手科目や苦手分野を克服することを第一目標にしておきましょう。
復習の際にも計画は大切です。あらかじめどのような教材を使って苦手克服に努めるのかを考えておきましょう。課題に思いのほか時間がかかるなどして計画変更を余儀なくされる可能性もあります。様々なケースを想定しておくと、計画変更になっても最低限の目標は達成しやすくなりますよ。
中学生の生徒さんは、休み明けに課題テストや実力テストが必ずありますので、テストで前回よりも点数が取れるように目標を持って指導していくことが大切です。
ハイレベルな生徒さんなら予習や入試問題演習を
ハイレベルな生徒さんを指導している場合は、復習の見直しをしますが、理解できているため復習もスグに終了するでしょう。
そのため予習をしたり、入試問題演習をしたり、将来に備える授業が有効です。
予習をしておくと、休み明け以降の定期テストで得点しやすくなります。内申点をより確実にとりたい場合は、予習授業を行いましょう。
一方、入試を見据えて実戦力を強化したい場合は、入試問題演習が1つのアイデアです。まだ習っていない範囲がある場合でも、問題を絞り込むことで取り組みやすくなります。
ハイレベルな生徒さんの場合は、生徒さん自身が長期休みに取り組みたいテーマを抱えていることが多いです。生徒さんや保護者様の意見も聞きながら、より良い長期休みを過ごすサポートをしてあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。 長期休み中は、勉強の遅れがあるお子さんにとっては、取り戻す絶好のチャンスになります。
そのため、長期休み中に家庭教師が、生徒さんに合った学習計画を立ててあげることです。 まずは学校の宿題を早めに終わらせる計画を立てると良いでしょう。
長期休み中は先方もご家庭も旅行や帰省などで家庭教師アルバイト指導日が変更になり休むこともあります。
そのため早めに学校の宿題を終わらせるように心がけることです。
また長期休み中は、生徒さんが部活や遊びに夢中になり勉強のやる気が下がることもありますので、無理な学習計画を立てないことも大切になります。
ぜひ、長期休み中に生徒さんの苦手が克服出来るように学習計画を立ててみてください。
それでは最後までお読みいただきありがとうございます。
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