生徒さんの計算ミスをなくすアイデア3つ
家庭教師アルバイトで指導していく中で、ご家庭が望まれるのは、やはり生徒さんのやる気を引き出し、成績アップを期待しています。
わかりやすい成績の基準が定期テストの点数になります。 テストの点数は、習ったことを身につけ定着することで成績にアップにつながります。
しかし多くの生徒さんがケアレスミスによる失点です。特に多いのが計算ミスによる失点になります。
ご家庭の保護者さんからも「うちの子、理解できているのにテストになると計算ミスのケアレスミスが多くね。。。 いったい、どうすればいいの?!」とご相談されることが多くあります。
そこで今回は、家庭教師アルバイトが指導するときに、生徒さんが『計算ミスをなくす3つのアイデア』をお伝えします。
アイデアその1―計算回数を減らす
多くの生徒さんが、ケアレスミスによる失点をしています。ケアレスミスの代表格が計算ミスです。計算ミスは計算練習を繰り返せば減ります。
しかし、計算練習もできるだけ効率よく進めたいものです。そこで、計算ミスをなくすためのアイデアを考えてみましょう。
まず、計算回数を減らすことです。計算ミスが発生する原因は、計算をするからです。
例えば、ミスをする確率が5%なら、20回の計算をすれば1回ミスをすることになります。ミスをする確率を下げることにばかり注目しがちですが、そもそも計算回数を減らせばミスの回数も減ります。
計算の工夫をしたり、掛け算や割り算が混じる場合は分数の形にして約分処理をしたりして、計算回数を減らしましょう。
アイデアその2―数値感覚を育てる
次に、数値感覚を育ててみましょう。計算ミスの結果、あり得ない数字が答えとして出ることがあります。ところが、生徒さんの中にはありえない数字をそのまま計算の答えとして記入し、問題を解き進めてしまう子がいます。
こうした生徒さんには、数値感覚を上げてもらうと良いです。具体的な方法としては、計算式を見せて、おおよその答えを予測させます。
予測が難しい、という生徒さんには、家庭教師が答えの選択肢をいくつか示して、正しいと思うものを選択させてください。
大まかで構わないので計算の答えを予測できるようになれば、大幅な計算ミスにはすぐに気付いて修正することができます。
アイデアその3―ミスしやすいポイントを意識させる
ミスしやすいポイントを意識させることも、計算ミスをなくす上で重要です。計算ミスが失点につながるのは、ミスに気付かないからです。
もしミスに気付くことができれば、計算をやり直して得点を確保できます。
とはいえ、計算をするたびに丁寧な見直しをしていると、テストの際には制限時間をオーバーしてしまいます。
時間切れで解けない問題が増えれば、結局失点につながってしまいますね。
そこで、計算ミスがないか見直すポイントを意識させましょう。生徒さんにはそれぞれ計算ミスをしやすいポイントがあります。
普段の指導や宿題チェックの中で家庭教師が気づいたミスしやすいポイントを、生徒さんに伝えてあげましょう。生徒さんは自分がミスしやすいポイントについて重点的に見直しを行うことで、効率よく失点を回避できるようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
テストでケアレスミによる失点は本当に多くあります。
生徒さんもテストで間違った問題をテスト後に再度、同じ問題をやらせる答えが合っているというケースが本当に多くあります。 そのため、ケアレスミスをどのように対処すればいいのか? 家庭教師で指導する側も戸惑うことがあります。
そのため、今回お伝えした3つのアイデアを意識して指導してみてはいかがでしょうか。
ケアレスミスである計算ミスが少なくなれば、確実に成績アップでき、生徒さんの自信とやる気をさらに引き出すことができます。
ぜひ、家庭教師アルバイトの指導で活用してください。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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