やる気がない生徒さんのやる気を引き出す3つの方法
家庭教師アルバイトで生徒さんを指導していると、初めから勉強のやる気ないないという生徒さんと、初めは勉強のやる気があったのに徐々にやる気を失ってしまうといこともあります。
いくら家庭教師がわかりやすく教えたとしても、生徒さん自身に学習意欲がなければ成績アップを実現しづらくなってしまいます。家庭教師として教える立場としても、生徒さんのやる気を引き出せないというヤキモチした気持ちになり、家庭教師アルバイトとして自信を失うことにつながります。
そんな、やる気がない生徒さんのやる気を引き出し、成績アップに導くことができればご家庭から感謝され、家庭教師アルバイトとしてのやりがちを十分に感じることができます。
そこで、今回は、生徒さんのやる気を引き出すコツをご紹介します。 ぜひ、家庭教師アルバイトの指導で活かしてみてください。
生徒さんの立場でやる気が出ない理由を考えよう
では、まず、やる気が出ないという理由を生徒さんの立場になり考える必要があります。 やる気がない生徒さんが言いがちなことの1つとして「どうして勉強しないといけないのか?」という疑問があります。 小中学生の段階で、勉強の意義を認識できないケースは少なくありません。
しかし、実際にはしっかり勉強して進学することで、将来の展望が開けていきます。小中学生のうちに学力を高めておくことは大切なのです。ただ、この話を生徒さんにしたところで、理解してもらうのは難しいです。進学先によって就職先を含めた人生が大きく変わるという実感を持ちづらいからです。
そこで、生徒さんに将来の目標を尋ねてみましょう。 将来の目標から逆算して、今勉強することに一定の意義があることに気づかせてあげてください。
生徒さん自身の目標からスタートすることで、やる気を出して勉強しようという意欲を湧かせやすくなります。
生徒さんの中には、将来の目標も全くない!というケースもあります。 そんな時には、生徒さんが好きなことや熱中していること趣味などを聞き出してみてください。 生徒さんが好きなこと、熱中していること、趣味などを軸として、そこから将来に目を向けてみてください。
例えば、ゲームが好きな生徒さんなら、ゲームが好きなことを引き出して、将来的にはゲーム関連の仕事に就くという目標を立ててみる。 その目標を実現するには、どのようにすればいいのか?などと話をしていくことで今勉強することの意義に気づくことが出来ます。
できることを増やせばやる気アップのチャンス
勉強が苦手な生徒さんを中心に、分からないことが多いためにやる気が出ないケースがあります。過去に学習した内容でつまずいてしまったために、学年に相当する勉強をしてもなかなか理解できない生徒さんもいます。 分からないことが多ければ、問題を解いても間違いや空白が多くなり、さらにやる気を失いかねません。
そこで、わかることを増やして、少しでもやる気を出させるようにしましょう 具体的には、家庭教師の指導時に取り組む教材や問題のレベルを下げてください。制限時間がある場合は、少し長めにすると良いでしょう。
勉強すべき内容のレベルを下げれば、生徒さんが自力でできる割合が増えます。「わかった!」「できた!」を実感できる機会が増えれば、生徒さんのやる気アップにつながりやすいです。
生徒さんへの声かけも重要
やる気アップを実現するためには、生徒さんに自信を持たせることも大切です。 自信が付けば、自ら進んで勉強したいという意欲が高まります。家庭教師の指導時に熱心に勉強することはもちろん、家庭教師が出した宿題にもしっかり取り組みやすくなります。 指導時だけでなく家庭学習の効果も上がれば、自信だけでなく成績自体も上がりやすくなるでしょう。
自信を持たせるためには、勉強の成果をしっかり確認してあげることが重要です。易しめの問題であっても、たくさん正解できた場合には進歩を評価してあげましょう。 正解率だけでなく、解答にかかった時間が短くなったり、宿題をすべてこなせたりした場合には、チャンスを逃さず褒めてあげてください。
やる気がない生徒さんの多くは、指導を始める段階で成績が悪いケースがほとんどです。そのため、成績を悲観してしまう子が少なくありません。
ただ、やる気が出ずに成績が悪いのはある意味当たり前です。 逆に考えれば、やる気を出しさえすれば成績が急上昇する可能性もあります。そのため、今の成績は悪いけれどきっと良くなると、指導のたびに励ますようにしましょう。
特に、テストや成績表が返却された際には、内容を一緒に確認しながらしっかり励ましの言葉をかけてあげてください。いったんやる気になって成績が上がり始めれば、生徒さん自身のやる気はどんどん増していきます。最初のやる気を出すハードルが一番高いので、家庭教師が励ますことで生徒さんと一緒に乗り越えてあげてください。
まとめ
家庭教師のアルバイトをしていると、生徒さんが勉強のやる気がないということが原因で指導が停滞してしまい「指導の壁」になるケースがあります。
これは家庭教師のアルバイトをしているなら一度は経験することです。
生徒さん自らが自発的にやる気になればいいのですが、現実的には、なかなか難しいというのではないでしょうか。 保護者の方に、生徒さんのやる気を引き出してもらうということは難しいです。
そもそも、生徒さんが勉強のやる気がなく保護者の方から勉強するように言っても、やる気にならなかったから家庭教師を頼んだというケースが多いです。
そのため、家庭教師が生徒さんの勉強のやる気を引き出すということが求められています。 正直、やる気を引き出すということは難しいことではありますが、
3つの方法を実践してみることで生徒さんが「勉強のやる気になるキッカケ」に必ずなるのではないでしょうか。
ぜひ、生徒さんのやる気を引き出すために実践してみてください。
それでは最後までお読みいただきありがとうございます。
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