図形問題が苦手な生徒さんにどうやって教えたらいいの?

家庭教師のアルバイトをしていくなかで生徒さんに指導することが多いのが数学の図形問題です。 
つまり多くの生徒さんが数学の図形問題を苦手としていることが多いとことになります。 

家庭教師のアルバイトをするあなた自身も中学の頃、図形問題が苦手だったということがあるのではないでしょうか。 
もし苦手な教科を教えるとなると少し戸惑うことになると思います。 

そこで今回は、数学の図形が苦手な生徒さんへの指導方をお伝えします。 

生徒さん自身に図を描かせることが大切

図形問題を苦手にする生徒さんは多いです。 それは図形のイメージができなかったり、図を正しくかけなかったりすることが原因です。 そこで、図形問題を指導する際には生徒さん自身に図を描かせるようにしましょう。 

場合によってはすでにテキストなどに図が描かれていることもあるでしょう。わざわざ生徒さんが図を描かずとも解けそうな問題もあるはずです。しかし、図形問題が苦手ならまずは図をきちんと描く習慣をつけさせることが大切なポイントになります。

図を描くのが苦手な生徒さんには家庭教師が例示

図形問題が苦手な生徒さんの多くは、図を描くことも苦手なはずです。 そもそも普段からほとんど自分で図を描いていない生徒さんが多いでしょう。

そこで、家庭教師が図の描き方を示してあげると良いです。頂点の記号順に線を引いたり、三角形や四角形などの描きやすい部分からスタートしたりといった工夫を伝えてあげてください。

家庭教師が図を例示した後は、必ず生徒さんにも描かせてみます。図の描き方を解説しただけで終わるのではなく、次から生徒さんが1人でも描けるように練習の機会を与えてあげましょう。

図の中に条件を最大限書き込ませる

せっかく図を描けても問題が解けないケースがあります。 図形問題を解くためには、問題文に与えられている条件を図に書き込むことが大切です。そこで、図を描かせた後は条件を最大限図に書き込ませましょう。

図を描くメリットは、様々な条件を1つの図にまとめられる点にあります。そのため、条件を書き込めなければ図を描いた意味が半減します。図を描く練習の後は条件を書き込む練習もさせてください。

複雑な図の場合は、条件記入を先に練習させても良いです。家庭教師が描いた図に条件を記入させてみましょう。着実に図形問題への対処力をアップする上で役立つ取り組みです。

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フリーハンドで図を描けることが目標

作図問題では、定規やコンパスの使用が必要です。しかし、作図以外の図形問題では、定規やコンパスで図を描く必要はありません。定規やコンパスを使うとどうしても図を描くのに時間がかかってしまいます。テストには制限時間がありますから、フリーハンドで効率よく図を描けるようにしましょう。

フリーハンドで図を描くと、線が大きくゆがんでしまう生徒さんがいます。 いくら素早く描けたとしても、歪みの大きい図だと問題を解く際に不便です。図形のイメージをつかみづらくなってしまうからです。

そこで、フリーハンドで図を描くのが苦手ない生徒さんには簡単な図形を描く練習をさせてみましょう。正方形や正三角形、立方体などの図を上手に描けるようになれば、図形問題が出たときに素早く的確な図を描きやすくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
図形問題は空間認知力がなければ、解くことが難しくなります。 つまり空間認知力やイメージ力がない生徒さんが多いということです。  この空間認知力は図形問題だけではなく、様々なことに通じることになります。 そのため、今から空間認知力を鍛えていくことで様々なことに応用できるようになるでしょう。 

ぜひ、ご紹介した内容を家庭教師のアルバイトの指導で活かすよう実践してください。 

それでは最後までお読みいただきありがとうございます。 

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