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2020.8.10 (Mon)家庭教師の指導体験談

高校受験に向かって中学三年生が本気になった秘密<前編>

高校受験に向かって中学3年生が本気になった秘密<前編>

 

こんにちは。
神戸学院大学 薬学部 中村です。

今日は
私が初めて受け持った
お子さんの話をしたいと思います。

 

成績は大体平均で、
運動部を頑張っていたお子さん。

 

そんな
ゆうちゃん(神戸市北区在住)が

勉強の仕方の要点を掴み
メキメキと成長した

ヒミツについてお話しします。

神戸市北区の中学生
ゆうちゃん。彼女が、私の初めての指導体験でした。

私がぽぷらの家庭教師として
初めて指導させていただいた子は

神戸市北区在住の
中学3年生の女の子  ゆうちゃんです。

 

4月だから
まだ3年生になったばかりです。

 

成績は学校での定期テストでは
英語と数学が
平均点より少し高い程度

国語、理科、社会は
平均点より少し下くらいでした。

 

普段の学習というと
数学と英語は
週に3回個別塾に通っていました。

 

でも、それ以外の家庭での学習は、、

部活動で運動部に
所属していたこともあり
あまりできていない状況でした。

 

そういう意味では
「よくあるタイプ」といっても
よかったのかもしれません。

 

ただ、まだこの時期には
具体的に行きたい高校などは
定まっていませんでした。

 

そこが少し不安でしたが


「受験の勉強を
そろそろ始めていかなければいけない」

という思いもでてきているようでした。

 

私としては
この気持ちを少しずつ育てていくことが
自分の経験からも大事だと思いました。

 

自分で自分を動かす気持ち。

これがないと
なにをしても伸びないですよね!

〝勉強のやり方〟がわかっていない…?
確かによく頼まれますけど・・・ほんとはね。

 

そんな
新中学三年生のゆうちゃん。

お母さまからは

 

1・家庭学習ができていないので
家での勉強の仕方を教えてほしい

 

2・テスト前に
どういう勉強をすればいいのかわからない
要点のつかみ方を教えてほしい

 

3・さらに
高校受験に向けた対策を取ってほしい

 

 

という希望がありました。

 

オーソドックスな要望だと思いました。

 

でも、
「勉強の仕方」というものに
少し誤解があるように思いました。

 

実際
私の家庭教師経験が増えるにつれて
それは判明してきます。
(それは後述しますね!)

 

そこで私が
実際に指導していく中で用いた教材は

ゆうちゃんが使い慣れていた
通信教育講座の教材でした。

 

家庭教師を始める前から
ずっと家庭でとっていたという
通信教育講座です。

 

ただ、手つかずで
残っているものが多かった
のです。

 

そこでまずは
それを使って学習していくことになりました。

 

そこで判明したのは
やっぱり、ゆうちゃんも

「勉強のやり方」
という
要点だけを教えればいい

というタイプではありませんでした。

 

実は

「勉強のやり方が分からない」

というお子さんのほとんどは

「それ以前で」
躓いていることが多いんです。

実際に
ゆうちゃんの場合も
そうだったんです。

 

親御さんの気持ちとしては
勉強のやり方の要点を早く覚えて
どんどん成績をあげて欲しいと思います。

 

でも
いったんグッと
その気持ちを抑えてもらいました。

 

そして
ゆうちゃんとじっくり話し合いました。

 

「実は、中1の内容も
よくわかってないところがあって…」

 

ゆうちゃんに対して
ていねいに耳を傾けることから
私たちの勉強は始まりました。

 

彼女は少し恥ずかしそうに

「先生、実はね、、、


中1、2年の範囲でも
不安が残るところがあるんです。」

と言ってくれました。

 

だから私も言いました。


「それはね
当然なんだよ。 安心して。

そして今やってることは
昔のことが前提だから

1年生、2年生で
分からないことがあって

そのままだったら
できなくて当然なんだよ」

と安心してもらったんです。

 

そして
納得してもらったうえで
普段の家庭教師の時間には
まず中学1年生の復習をしました。

 

そうしないと

「今」「これから」が身につかないと

ゆうちゃんも納得済です。

 


具体的には、復習中心!
でも、テスト対策も!

 

もちろん現実には
3年生としての
定期テストだってありますよね。

 

だから定期テスト前には
家庭教師の回数を増やして
3年生のテストの対策をする
という方法で
勉強を進めていきました。

 

急がば回れです。

 

また力を入れた教科ですけど
英語、数学、理科
が中心したが、

社会も少し対策をとってほしい
ということになったので
一緒に学習していきました。

 

週1回1.5時間指導のなかで
最初の30分は

今回の宿題としていた
理科と社会の語句の
簡単なテストとして
口頭で問題をだして
答えてもらうということをしました。

 

その中で
今回の宿題の範囲だけでなく
それ以前にだした宿題のなかからも

何題か出すようにして
復習を取り入れながら行いました。

 

復習と新しい学び。

 

限られた時間を
本人にあわせて
活用していきました。

 


単なる暗記にすると、飽きてしまう

 

ゆうちゃんもそうでしたけど

勉強で困るのは
よく「暗記科目」と言われる科目なんです。

 

暗記が得意な子どもは
「得点源」かもしれません。

 

でも
意味を考えながら進めたいタイプの子
単なる暗記はどうしても退屈なんです。

 

だから
単に暗記になってしまわないように
色々と工夫をしました。

 

宿題にする範囲について
内容の解説をしながら
宿題にするようにしたりしました。

 


言葉の意味をきちんと理解すると
本人の興味も高まるんです!

 

暗記の時間では
理科と社会を主にテストしましたが
英語の単語のテストをすることもありました。

 

英語の単語は
実際に書いてもらうようにしました。

 

手も動かすと
また記憶への定着も変わります。

 

その日で行う
教科やその順番、時間などは
その日の
本人のモチベーション
によって変えるようにしました。

 

とにもかくも

「飽きない」

ローテションを
本人といっしょにつかんでいくことが
大事だな思いました。

 

さて
そんな風に勉強を進めることができた
ゆうちゃんですが

彼女には
まだ乗り越えなくていけない問題がありました。

 

それが
「部活動」との調整でした。

 

皆さんのご家庭では
どのようにされているのでしょう?

 

続きは、コチラ。>>

(神戸市北区の中学3年生 ゆうちゃんが、
高校受験に向かって本気なった後編はコチラ>>

 

 

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