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2021.7.17 (Sat)家庭教師の指導体験談

起立性調節障害の不登校だった、お子さんが高校受験に向かって本気になった話

起立性調節障害の不登校のお子さんが高校受験に向かって本気になった話

こんにちは。

神戸大学 発達科学部出身の田中です。

今日は、私が家庭教師ぽぷらで受け持った、

明花さんという生徒さんの話をしたいと思います。
(神戸市西区在住)

 
 

出会った当時 中学2年生の明花さんは、

“起立性調節障害”という病気で、

学校行けたり行けなかったりすることが続いていた

不登校のお子さんでした。

なので勉強でも、

わからないことが少しずつ増えていき、

前向きになれない…。

という悪循環に陥っていました。

 
 

そんな 中学2年生 明花さんが、

病気と向き合いながら目標を持ち、

第一志望の高校に合格するまでをお話します。

 
 

■最初のステップは、「先生が言うならやってみようかな」から

初回授業にあたり、

お母さんからお話しいただいたのは、

・体調によって、
学校に行けたり行けなかったりが続いている。
       
             
・行けなかった分の授業が抜けてしまっているため、 
 調子が良く学校に行けても授業が理解できない。
   
  
・理解できないからやる気が出ない。

     
・勉強の仕方もわからず、
  何から手をつけたらよいのかわからない。
   
     
そして
「勉強が何の役に立つのか分からない。」

と言っている…。

 
 

お母さんは、

明花さんの困り感に寄り添いたい思いがあるものの、

親子であるが故に、

対応の仕方に悩んでおられるようでした。
    
              
      
中学生の時期は

親に対して反抗する時でもあります。

家族以外の第三者が

新たな視点でお子さんに関わることで

お子さんも素直にこちらの話を聞いてくれます。

この点も家庭教師ならではの良さだと思います。

 
 

私は、お母さんからのお話をよく聞いたうえで、

明花さんの思いもしっかりと聞くことにしました。

 
 

明花さんは、

自分から積極的に話せるタイプではなかったので、

始めのうちは簡単な質問から始めて、

「何で勉強しているかなんて分からない。」

明花さんの気持ちに共感するようにしました。

 
 

その上で、


「数学もね、
 何だか難しい計算をしているけれど
 おつりの計算とかに便利になるよ。」

   
       

「英語なんて、
 外に出たらいろんな所に書いてあるよね。
 あれ、読めたらかっこよくない?」

         
        
など、

「言われてみればそうかも。」

と思ってもらえるような声かけをして、

気持ちをほぐしていけるようにしました。
   

こんな風に、最初は、

お母さんと明花さんのお話を聞くことを大切にしました。

 
 

分かりやすい授業ももちろん必要ですが、

「勉強してみようかな。」

「先生が言うならやってみようかな。」

と、思えるような信頼関係を築けるようにしました。

 
 

■「分かる!」と思えることを増やしていく

和花さんは、

体調が不安定なため学校の授業を受けられず、

分からないことが積み重なり、

もう何をすればよいのか

分からなくなってしまっている状況でした。

 
 

そこで私は、

つまずいているところに遡り

基礎から理解し直せるように、

徹底的に復習することにしました。

 
 

また、学校の課題も活用するようにしました。

課題も“こなす”のではなく、

勉強したことを振り返りながら進めることで、

意味のあるものになるようにしました。

 
 

「こうやって勉強したらいいよ!」 ではなく、

明花さんが 「分かる!」 と思えることが増えるように、

どんな問題にもひとつひとつゆっくり丁寧に、

“一緒に”取り組んでいきました。

 
 

そして、

出来ていないことではなく 出来ていることを大切に

間違えた問題でも、

「ここまでは合っているよね。」

「この考え方、いいと思う。」

と、声をかけるようにしていきました。

また、宿題は強制しませんでした。

なぜなら、体調が不安なため宿題を強制すると

ストレスになり逆効果になると考えたからです。

「ここまで勉強したから、この問題を復習するといいね。」

「ノートにはこんな書き方をするといいね。」

と伝えると、

明花さんは出来る時に

自分なりの家庭学習をするようになっていきました。

授業中にたくさん話をする子ではありませんでしたが、

お家では 「先生との勉強は楽しい。」

と言ってくれていたようで、

お母さんも大変よろこんで下さいました。

家庭教師をしているうえで、

こんなに喜ばしいことはありません。

大変励みになりました。

 
 

■焦らずに出来る時にしっかり出来ることをやっていく

しかし当然、

良いことばかりではありませんでした。

 
 

復習を中心に進めたことで、

現在の学習内容まで、

十分に網羅出来ていませんでした。

もちろんテスト対策はしますが、急に成績は上がりません。

そのことは、

お母さんも明花さんも気にされているようでした。

 
 

しかし、ここは焦らずに長い目でみること、

まずは明花さんにとっての

“分かる”を大切にしたいことをお伝えしました。

 
 

3年生になり、明花さんは、

お家の方や担任の先生と相談を繰り返して、

ある私立高校を第一志望に決定しました。

 
 

目標を持った明花さんのやる気はすごいもので、

テスト前などは授業を週2、3回に増やされ、

家庭学習も進んで進めていました。

 
 

明花さんの努力が実を結び、

3年生の1学期の中間テストは、成績がぐんと上がりました。

 
 

しかしその後

明花さんの体調が不安定になり、

勉強が思うようにできない時期がありました。

辛かったことと思います。

 
 

ここで、周りが焦って状況が良くなるでしょうか。

答えは「NO」です。

勉強に手をつけられない時間は

確かにもったいないかもしれませんが、

体調を最優先にしました。

明花さんの体調と意志を尊重し、

曜日や時間帯を調整しながら、授業を行いました。

 
 

起立性調節障害の症状は、

自分ではコントロールできないものです。

急なお休みにも対応しやすい点も、家庭教師のよさだと思います。

 
 

明花さん自身、

“やったら出来る”という実感は得られてきています。

そして何より、

以前のような勉強を嫌がる姿はもうありませんでした。

 
 

ですから、体調が良い時や勉強が出来そうな時には、

積極的に授業を受けてくれました。

明花さんのすごいところは、

やると決めたら一気に集中して取り組むところで、

私にとっても、授業の時間は充実したものでした。

 
 

そうして、

“出来る時にしっかり出来ることを”

という取り組み方を続けていくうち、

分かること以上に出来ることが増えてきました。

解ける問題、使えるやり方が増えたのです。

1年前は解けなかった問題にも

手が動くようになった明花さんに、私は感動しました。

 
 

勉強って

分かればやる気になるし、

分かれば楽しいし嬉しい、

分かれば自信になるんです。

 
 

その力は、受験勉強にも直結しました。

12月頃から本格的に受験勉強に取りかかり、

1月からは志望校の過去問に集中的に取り組んでいきました。

入試に向けて不安を感じることもあったようですが、

明花さんは、

「自分ができることを少しでも増やして合格したい」

と入試当日まで努力を続けました。

 
 

■誰かが協力することで勉強の質は上がる

病気と向き合いながら頑張ってきた明花さん。

努力が実を結び、

見事、第一志望の高校に合格しました!

 
 

明花さんは

家庭教師の授業を通して

学力だけでなく自分の未来を切り開く力を

身につけたのではないかなと思います。

目の前の成績が

上がることはもちろん大切だと思います。

ですが、

それができない状況になることだってある。

そんなときは、

自分が目指す目標に向かって

そのときの自分に出来ることを

実行していくことが大切なのだと思います。

 
 

家庭教師は、

生徒さんの“希望”や“目標”に寄り添って、

少し先を一緒にイメージしながら、

進んでいく伴走者です。

勉強をすることに近道はありませんが、

誰かが協力することで質は上がります。

 
 

志望校に進学されている明花さんは

高校生活を楽しんで過ごされているようのです。

今後も明花さんのことを応援していきたいと思います。

それでは、

起立性調節障害の不登校だった

明花ちゃんと私の指導体験を

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

まとめ

こんにちは、家庭教師ぽぷら 代表小村です。

「起立性調節障害の不登校だった、
 お子さんが高校受験に向かって本気になった話」

を最後までお読み頂きありがとうございました。

 
 

ぽぷらの生徒さんでも

起立性調節障害が原因で

朝起きれなく不登校になったお子さんも多いです。

こればかりは体調のことなので

無理して学校に行くことは出来ませんが、
                 
学校を休みがちになると、

学校の授業を受けても

授業が理解できず、わからない。。

わからないから、勉強が嫌いになる。。
   
   
すると
体調が良くなっても学校を行きたくない。

という二次的要因で

不登校になっているケースも少なくありません。

 
 

その点、家庭教師は

お子さんの体調と意思を尊重しながら

曜日や時間帯を調整しながら授業を行うことができます。

また、お子さんの状況に合わせながら

授業を受けられなかった学習内容や

抜けている基礎に遡り教えていけますので

不登校になっているお子さんにしっかり出来ます。

 
 

今回、指導した田中さんは

明花ちゃんの分かることを

「一つひとつ積み重ね」

勉強のやる気と自信を上手に引き出せ

焦らず根気強く指導した結果だと思います。

 
 

明花ちゃんは

これらの人生で大切となる

自分の未来を切り開く力

身に付けたのではないでしょうか。

 
 

高校生になり体調を崩すことも少なくなり

元気に高校生活を過ごされていると聞いています。

これからも楽しい高校生活を過ごしてください^^

応援しています! 

 
 

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