2021.7.1 (Thu)対話スタイル
子どものダメ出しするより話を聞くことが大事
子どものダメ出しするより話を聞くことが大事
こんにちは
家庭教師ぽぷら
代表 小村康宣です^^
さて今回は
「子どものダメ出しするより
話を聞くことが大事」
というテーマでお伝えします。
お子さんが
テストで悪い点数を取ってきたとき
お子さんに
どのような言葉をかけていますか?
「勉強のせずに遊んでばっかりいるからよ!!」
「いつも学校から帰ってきたら、ダラダラして勉強しないからよ!」
「計画立て勉強しているの?こんなじゃ全然ダメじゃない!!」
このように
普段から勉強しないことや
勉強自体のことを『ダメ出し』をして
お子さんを責めてしまうことがあると思います。
でも、お子さんにダメ出しばかりして
本当にお子さんは自ら行動するようになるのでしょうか?
ダメ出しするより大切なこと
お子さん自身も
テストの点数が悪ければ反省し
次はちゃんと勉強しようと思っているはずです。
しかし
親から普段の生活のことや
勉強しないことを「ダメ出し」されると
相手から責めれていると思うようになり
つい反抗したくなるものです。
特に思春期で反抗期の時期なら
親からダメ出しすることに強く反抗するようになります。
また、お子さんの意見や気持ちを聴かずに
「こうしなさい!!」
「早く言う通りにしなさい!!」
と強制することで
お子さんは一時的には勉強に取り組み行動しますが
相手から言われて
「やらされている」ため、結局は続かなくなります。。。
そして
お子さんが続かないことに対してダメ出しが強くなると
さらに、お子さんは
勉強しなくなり反抗や反発が強くなります。
これが続くと
親子関係はますます悪化するようになり、
お子さんも勉強から避け、ますます悪循環に陥ります。
では、このような悪循環から抜けだすには
どのようにすればいいでしょうか。
それは、お子さんにダメ出しする前に
『話を聴くこと』がとても大切です。
例えば
テストの点数が悪かったのであれば、
勉強しないあなたがダメというよりも、
次のように質問してみてください。
「今回のテストを受けてみてどう思った??」
「テストの点数を見てどう感じた??」
このように質問して、
お子さん自身の話を聴くようにすることが大切です。
この時に
お子さんから言い訳や
意見がたくさん出てくると思いますが、
良い悪いは別として、
まずは
お子さんの話をすべて聴き受けとめることです。
でも、この時
お子さんの話を聴く接し方や態度で
お子さんが話をするようになるか大きく変わります。
お子さんの話を聴く上で大切なポイントをお伝えしたいと思います。
話を聴くポイント
お子さんの話を聴くことは
普段からやっていることだから簡単じゃないの?
と思われがちです。
しかし
本当の意味で
お子さんの話を聴くということができず
親子関係が悪化していることが多くあります。
まず基本的なことがですが、
お子さんの話を最後まで聴くようにしましょう。
くれぐれも、お子さんの話を途中で口を挟みさえぎっていませんか?
お子さんの話を最後まで聴くことにより、
お子さん自身は自分の気持ちを
受けとめてくれたという安心感がうまれます。
それが親に対しての信頼になり心の安全基地にもつながるからです。
そして話を聴く時の4つのポイントを紹介します。
1・相づちを打つこと。
「うん、うん」 「へえ〜」
「なるほどね〜」「そうだったんだね。」
「そっか〜」と
いう相づちを打つことにより
お子さんも
話を聴いてもらえているという
安心感がうまれ話をスムーズに出来るようになります。
2・共感しながら話を聴く。
お子さんの話に
寄り添い共感しながら聴くことにより、
お子さんは
自分の気持ちをわかってくれていると
感じることができ信頼関係が深まるようになります。
3・「それで〜」と言葉をかける。
話の区切りの時に「それで」と
お子さんの話を
もっと聴きたいという姿勢で優しく聴く。
「それで」と興味を持ち聴くことで
詳しく話をしてくれるようになり、
お子さん自身の気持ちも伝えてくれるようになります。
4・言葉を繰り返す。
話の中で、お子さんの
「嬉しかった」 「悔しかった」
「ムカついた」 「悲しかった」
という言葉受けとめ、
その言葉を繰り返し言うことで、
お子さん自身も
自分の感情をわかってくれたという安心感につながります。
このように
日頃からのお子さんとの対話のなかで
しっかり聴くという姿勢が
「自分は大切な存在」
として接してもらえていると感じるようになります。
それが、お子さん自身の心が満たされることにつなるのです。
まとめ
お子さんの
ダメ出しするより話を聴くことの大切さは
理解していただけましたでしょうか。
日々の生活のなかで
親は感情的に言葉を伝えてしまいがちです。
それは、お子さんによくなってほしい
上手くいってほしいという気持ちの表現の一つだと思います。
しかし親の気持ちとは逆に
伝わってしまうと本当に残念です。
ですので
お子さんとの対話のなかで
感情的に伝えることよりも
お子さん自身が
「どのように感じ」 「どう思っているのか」
ということを質問することで
お子さん自身も自ら考えるということにつながります。
それを日頃から繰り返すことにより
お子さん自ら考え行動することにつながるようになります。
ぜひ、日頃からのお子さんの対話で実践してみてください。
それでは最後までお読みいただきありがとうございます。
家庭教師ぽぷらでは
小中高生のお子さんに
将来大切な3つの成長力、
やる気力、理解力、習慣力
を身につける指導を行っています。
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家庭教師ぽぷらは、兵庫県、大阪府、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県、広島県、岡山県で小中高生を対象に家庭教師を紹介しています。オンライン家庭教師は全国に対応しております。
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家庭教師 ぽぷら 代表|子供たち一人ひとりの未来に本気で向き合う家庭教師会社を運営。お子さんの将来に大切な3つ成長力、やる気力や理解力、習慣力を身につけ成長をサポート。20年以上に渡り家庭教師業界に携わる。10000以上の家庭と接してきて成績が良い子と悪い子の違いは家庭教育にあると実感。教育心理学、コーチングを勉強し、親御さんに役立つ家庭教育情報を発信。趣味はマラソン、過去4回(神戸、大阪、京都)フルマラソンを完走。