2021.7.18 (Sun)未来スタイル
絶対ダメ!親が子供に言ってはいけない言葉
親が子供に言ってはいけない言葉とは?!
こんにちは
家庭教師 ぽぷら
代表小村康宣です^^
さて、今回は
「絶対ダメ!!
親が子供に言ってはいけない言葉」
というテーマでお伝えします。
「親がお子さんに
言ってはいけない言葉」
どんな言葉だと思いますか??
それは
「ダメ!!」「早く!!」
という言葉です。
「ゲームやったらダメ!」
「スマホばっかりでダメ!」
「部屋を散らかしっぱなしでダメ!」
「服を脱ぎっぱなしでダメ!」
「早く宿題しなさい!」
「早く勉強しなさい!」
「早く片付けなさい!」
「ダラダしないで早く行動しなさい!」
このように普段から
「ダメ!」 「早く!」
という言葉を
よく使っていませんか。
実は、この
「ダメ」 「早く」
という言葉は
親の2大タブー言葉
とも言われています。
そして、さらに
「ダメ!」 「早く!」
という言葉を
ダブルで同時に使っている
こともありませんか。
例えば
「早く勉強しないとダメでしょう!!」
「早く○○しないとダメでしょう!!」
この「ダメ」「早く」という言葉
親の2大タブー言葉
と言われているのですが
どうして
タブー言葉なのか?
また
この言葉を
お子さんに言っていると
お子さんに
どのような悪影響を及ぼすのか?
ということを
お伝えしたいと思います。
悪影響を及ぼす2大ダブー言葉
それでは
親の2大タブー言葉を
お子さんに言い続けていると
どのような悪影響を
及ぼすのでしょうか。
まず
「ダメ!」「早く!」
という言葉は命令口調になります。
命令口調というのは
お子さんに
考える余地を奪い
上から目線で
命令することになります。
つまり、親が上の立場で
子供が下の立場になり
上下関係をつくることになります。
いつもお子さんを
上の立場で上から目線で
命令していると
お子さんは
上からの圧を跳ね返そうとして
反抗や反発をするようにもなります。
ですので
反抗や反発が激しいお子さんは
もしかしたら
親の命令口調が原因なのかもしれません。
一方
普段から命令ばかりされていると
親の意見に素直に
従うようになりますが
それは
怒られたり叱られない
という理由からの
行動になります。
そのため
親の意見には
反発しないですが
自分の意見を持たなくなり
自分で考え行動することを
やめてしまい
無気力状態に
なることもあります。
この思考パターンが
定着してしまうと
社会に出た時
お子さんは
指示されたことしたやらなくなる
指示待ち族
になってしまうのです。。。
このように
「ダメ」 「早く」
という
親の2大タブー言葉を
常日頃から
お子さんに言っていると
悪影響を及ぼすことになるのです。
「でも、ウチの子は
何度言っても親の言うことを
素直に聞かずに反発してくるし。。」
「ウチの子は
特別だから無理よ〜」
という親御さんこそ
もしかしたら
お子さんに
「何度も同じことばかり言っている」
ことが原因で
お子さんは
やらないだけかもしれません。。。
なぜなら
人は注目された行動を
頻繁に増やすという特性
があるからです。
つまり
命令口調で
ダメだしばかりしていると
ダメ出しをする行動が
多くなるということなのです!!
このことを
理解していないと
「ウチの子
親の言うことを聞かないから
何度も同じことを
強く言わないとダメなの」
ということで
命令口調が更に強くなり
お子さんは
反発・反抗が酷くなったり
無気力状態になるなど
生活面で
様々な問題を
引き起こすことになるのです。
親の2大タブーを克服するためには?
それでは
「ダメ」 「早く」
親の2大タブーを
克服する方法をお伝えします。
親の2大タブーを克服するための3つのコツ。
1・ダメだしからヨイだしに変える。
2・命令口調ではなく
お願い口調で言ってみる。
3・「いつ?」と質問する。
1・ダメだしからヨイ出しに変える。
お子さんに
上から目線で
ダメだしばかりしていると
反発・反抗、無気力が酷くなり
色々な問題を引き起こします。
でも今度は、その逆で
お子さんのヨイ(良い)出しをするのです。
お子さんの
出来ていること
前向きに行動していること
に注目してヨイ出しをする。
すると
お子さんは無意識に
ヨイ(良い)
ことを増やす
行動をするようになり
ヨイ(良い)ことが増え
ヨイ(良い)出しの
好循環がつくれるのです!!
ヨイ(良い)だしをするには
お子さんを
上から目線で評価する
のではなく
お子さんと
同じ目線になり共感することです。
同じ目線で共感することで
お子さんの
良いところや
頑張っていることに
視点がいきやすくなるのです。
2・命令口調ではなく
お願い口調で言ってみる。
命令口調は
相手に
選択の余地がありませんが
お願い口調は
相手に選択の余地があります。
たとえば
何かをお願いするときに
「○○してもらえると嬉しいな」
「○○してくれると助かるわ」
お願い口調で接すると
相手を大切にしている
ということが伝わり
安心感がうまれます。
すると
相手も素直に
お願いされたことを
快く引き受けて
くれるようになるのです。
3・命令口調を「いつ?」にして質問する。
ゲームに夢中になっている
お子さんに
「ゲームばっかりしないで
早く宿題しなさい!」
というのは命令口調です。
命令口調で
勉強させようとしても
ますます勉強しなくなり逆効果になります。
ですので、これを
「いつ?」
という質問に変えて
お子さんに質問してみることです。
たとえば
「ゲーム楽しそうね〜」
「うん」
「そっかー
楽しようで良かったわね〜
ところで、いつまでやる予定?」
(◎ゲーム、スマホは1日の時間を
家庭内で決めることが大切だと思います)
ここの場面では
つい 「早くしなさい!!」
と言ってしまいそうですよね。
でも、
ここでグッと我慢する
ことがとっても重要です。
この「いつ?」
と予定を聞くことは
予定を立てる主体が
お子さんに移ることになり
お子さんが決めることになります。
そのため
お子さん自身が決めたことは
自己責任が伴うのため
自分で選択肢し、行動する力
が身につくようなるのです。
ま と め
いかがでしたでしょうか。
日頃からお子さんに
「ダメ!」 「早く!」
という言葉
よく使っていませんでしたか?
「うちの子、何もできないから
私が言わないと本当に何もできないの!」
お子さんを
心配されてる気持ちが
強くなればなるほど
このような言葉を
言っている傾向があります。
ですので
今、お子さんが出来ないことが
たくさんあったとしても
「きっとできるようになる」
お子さんの
可能性を信じることが必要です。
なぜなら、
お子さん自身
親に上から目線で
命令口調でずっと言われ続けると
「自分は親から大切にされていない」
と捉えるようになり
親を困らせる問題を
引き起こすようになるからです。
大人でも命令口調で
「ご飯作れ!」「掃除しろ!」
と言われると
ムカッとして反発してくなりますよね笑
ですので
お子さんを
上から目線で評価するのではなく
お子さんの
気持ちにより添い
一人の人間として尊敬する
ことが大切です。
何事も
すぐに結果は出ないですが
お子さんの力を信じて
日頃から接することで
お子さんの
自主的を引き出すことに
つながることになります。
ぜひ、ご家庭で実践してみて下さい。
それでは
最後までお読みいただき心より感謝いたします。
家庭教師 ぽぷらは
お子さんの将来に大切な3つの成長力
やる気力や理解力、習慣力
を身につけ成長をサポートします!
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家庭教師ぽぷらは、
兵庫県(神戸)、大阪府、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県、岡山県、広島県で小中高生を対象に家庭教師を紹介しています。 オンライン家庭教師は全国で対応しております。
お子さまの勉強でお悩みでしたらお気軽にご相談くださいませ。
家庭教師 ぽぷら 代表|子供たち一人ひとりの未来に本気で向き合う家庭教師会社を運営。お子さんの将来に大切な3つ成長力、やる気力や理解力、習慣力を身につけ成長をサポート。20年以上に渡り家庭教師業界に携わる。10000以上の家庭と接してきて成績が良い子と悪い子の違いは家庭教育にあると実感。教育心理学、コーチングを勉強し、親御さんに役立つ家庭教育情報を発信。趣味はマラソン、過去4回(神戸、大阪、京都)フルマラソンを完走。