2021.9.14 (Tue)対話スタイル
親が気をつけたい【子供をダメにする言葉】
親が気をつけたい【子供をダメにする言葉】
こんにちは
家庭教師 ぽぷら
代表の小村康宣です^^
さて今回は
親が気をつけたい
【子供をダメにする言葉】
というテーマでお伝えします。
お子さんが勉強もせず
スマホ、ゲーム、TV、マンガ
ばかりしている姿を見ていると、、、
「ゲームばっかりダメ!!」
「TVばっかりダメ!!」
「スマホばっかりダメ!!」
このように
「○○したらダメ!!」
という言葉を
日頃から使っていませんか?
親からすれば
お子さんの
将来を心配し
良くなってほしいからこそ
言われている
言葉だと思いますが、、、
実は
この「○○したらダメ!!」
という言葉が
お子さんの
やる気と自信を奪い
結果的に
学校の成績にも
悪影響を及ぼしているのです!!
ダメダメが口癖になっていませんか??
そもそも
「○○したらダメ〜」
という言葉は
人生経験の少ないお子さんが
失敗しないように先回りして
言われている言葉だと思います。
お子さんが
将来人生で困らずに
良い人生を歩んでほしい
という親の愛情から
言われている言葉ですが、、、
しかし、これが
だんだんエスカレートしていくと
完璧主義になります!!
すると
「これをしたらダメ!!」
「あれをしたらダメ!!」
何かにつけて
「ダメ!ダメ!!」という
否定的な言葉が口癖になります。
そして
お子さん自身も
親から「ダメ!ダメ!」という
否定的な言葉を
いつも言われ続けていると・・・
何か新しいことに
挑戦しようとした時
もし失敗すると、、
「やっぱり、あなたはダメね!!」
と言われて
”また怒られるのでは・・・”
という恐怖心が湧き上がり
新しいことを挑戦するのに
制限をかけるようになります。
この思考パターンが定着すると
「どうせ、僕(私)はできない・・」
「失敗するとまた怒られる・・」
お子さんの
自信とやる気が失われ
何事に対しても
諦めグセが根付き
無気力な状態に陥ります。
これが続くと
全てにおいて無気力になり
ゲーム、マンガ、ネット動画に
ハマり現実逃避の状態に陥ります。
すると
生活も乱れ朝も起きれず
学校もよく休むなど
不登校や成績悪化の問題を
引き起こす原因になるのです。
どんな失敗も受け入れること。
それでは
お子さんが無気力状態の
悪循環から抜け出すためには
どうすればいいでしょうか??
それは
お子さんの失敗を受けいれることです。
なぜなら
人は失敗を恐れるようになると
自分自身に制限をかけ
行動しなくなります。
実は、この失敗を恐れるということが
『大きな失敗』
につながっているのです。
エジソンの有名な話で
一万回失敗していても
「私は失敗したことはない
一万通りのうまくいかない方法を
見つけただけだ」
と言っています。
人間は完璧ではなく
失敗があたり前です。
ですので
どんな失敗も
受け入れていくこと!!
そして
少しでも出来るようになったことを
認めることです!
たとえ、お子さんが
今回のテストで
13点だったとしても
前回のテストより
1点でも上がっていれば
その1点にフォーカスをして
認めてあげることです。
くれぐれも
「また13点なんて
悪い点数を取ってきて!!」
と怒るよりも、、
「前回より点数上がったね!!
頑張ったね!!」
と少しの出来たことを
認めていくことが
めちゃくちゃ大切です!!
これは勉強に限らず
生活態度なども
同じで様々なことで
お子さんの失敗や成功をも
受け入れ認めることです!
そうすることで
お子さん自身も
あなたに
全てを受け入れて
認めてくれているという
安心感が生まれ
心の安全基地が
できるようになります。
心の安全基地が
出来ることで
お子さんは
家庭以外で失敗したとしても
家庭に帰れば
心の安全基地があり
心を癒すことが出来るため
家庭以外で
積極的に行動出来るようになります。
「失敗は成功のもと」
と言われます。
人生でたくさんの
失敗を重ねながら
成長していきたいですね!
ダメだしをやめて全てを受け入れる。
「ウチの子
いつもスマホやゲームばっかりで
全く勉強しないし、、、
学校もよくズル休みするし
反抗期で言うこと聞かない、、
どうすればいいのでしょう??」
とご家庭から相談を受けました。
日頃の様子を聞かせて頂くと
お子さんに対して
「これしたらダメ!」
「あれしたらダメ!」
何かにつけて
お子さんへのダメ出しが
とても多くあったようです。
しかし
ダメ出しを言えば言うほど
お子さんは反抗し
ますます悪循環に
陥っていたようで
「親も子もヘトヘトなんです・・・」
と相当お疲れて言っておられました。
そこで
お子さんへのダメだしを辞め
お子さんの
行動全てを受容するよう
意識されてみてはとアドバイスしました。
すると数ヶ月後に
「学校を休みがちで
赤点だらけだった息子が学校を休まず!
そして
今回のテストで
平均点以上取るようになりました!!」
と喜びの声をいただきました!!
このご家庭が実践されたことは
ダメだしをやめ
良い悪いをジャッジせず
全てを受けいれるようにした。
ということでした。
お子さんを
無理やり変えようとせず
親自身が意識を
変化された結果が
お子さんを
良い方向に導いたのではないでしょうか。
親の意識ひとつで
お子さんに
大きな影響を及ぼすということですね。
ぜひ、ご家庭でも実践してみてください。
それでは、最後までお読みいただき
心から感謝いたします。
#子供へダメダメ #ダメダメ言い過ぎる #言葉かけ #勉強嫌い
家庭教師ぽぷらは、
兵庫県(神戸)、大阪府、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県、岡山県、広島県で小中高生を対象に家庭教師を紹介しています。 オンライン家庭教師は全国で対応しております。
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家庭教師 ぽぷら 代表|子供たち一人ひとりの未来に本気で向き合う家庭教師会社を運営。お子さんの将来に大切な3つ成長力、やる気力や理解力、習慣力を身につけ成長をサポート。20年以上に渡り家庭教師業界に携わる。10000以上の家庭と接してきて成績が良い子と悪い子の違いは家庭教育にあると実感。教育心理学、コーチングを勉強し、親御さんに役立つ家庭教育情報を発信。趣味はマラソン、過去4回(神戸、大阪、京都)フルマラソンを完走。