2021.9.2 (Thu)未来スタイル
失敗しても大丈夫!子どもが成長するチャンス
失敗しても大丈夫!子どもが成長するチャンス
こんにちは、家庭教師ぽぷら
代表 小村康宣です。
今回は
【失敗しても大丈夫!!
子どもが成長するチャンス】
というテーマでお伝えしたいと思います。
「テストで思うような
点数が取れなかった・・・」
「友達関係でトラブルになった・・・」
「部活でレギュラー
になれなかった・・・」
お子さんなりに
一生懸命取り組んだのに
成果がでなかった。
こんな時、
お子さんに
どのような言葉をかけていますか?
お子さんの意見に共感すること
お子さんが
思うような結果が
出せなかった時や
トラブルに合った時、
当然、お子さん自身の気分は
落ち込んでいます。
そんな時、
「元気出しなさい!!」
と言われると、
お子さん自身
「元気がないんだな〜」
と自ら認識するようになり、
ますます気分が
落ち込むようになります。
元気いっぱいの人に
「元気を出せ!!」
と言われても、
表面的なカラ元気になり
根本的な解決が
できない状態に陥ります。
親からみて
努力が足りなかった
お子さんに
「あなたの努力が足りないからよ!」
と正論を言われても、
お子さん自身も
努力が足りなかったと
自覚をしていますし、
お子さんなりの
努力も一応はしているのです。
そこを
指摘されると、
お子さん自身も
ますます気持ちが
落ち込み反発するようにもなります。
ですので、
そんな時は、
お子さんに
正論を言うよりも、
お子さんの
気持ちに寄り添い
共感することが大切です。
「そう〜大変だったね〜」
「がんばったのに残念だったね〜」
「そっか、それはつらい思いしたね〜」
お子さんの意見に
良い悪いは別として
お子さんの
気持ちに寄り添うこと。
親は、お子さんよりも
人生経験が長いだけに
話の途中で
正論や意見を
言ってしまいがちです。
しかし
お子さんの話の途中で
親が意見を口出しするようになると、
お子さん自身
「自分の話を聞いてくれないんだな〜」
と思うようになり
親に本音を言わないようになります。
ですので、
お子さんの話を
最後まで聴きいて
共感することが大切です。
たとえ、
お子さんの意見が
間違っている場合でも、
お子さんの
話に最後まで聴き共感すること。
お子さんの意見が
間違っているのに共感したら、
その意見に
賛成しているのでは?
と思われますが、
共感とは、
お子さんの感情に寄り添い、
同じように感じることです。
共感しても
賛成したり
賛同している訳ではありません。
お子さんの話を
ジャッジせずに
共感して聴いていくことで
お子さん自身、
自分の話を聴いてくれている
安心感につながります。
そして
お子さんの話を聴く時には、
家事や仕事を
やっていたとしても
必ず手を止め、
お子さんと
しっかり向き合い
話を聴く姿勢が大切です。
くれぐれもスマホを
片手にいじりながら話を聴いたり、
テレビを観ながら
お子さんの話を聴くことは
絶対に禁物です。
親のそういう姿勢を
お子さんは
敏感に感じています。
親が自分の意見を
しっかり聴いてくれるというのは
とても安心感になり
自分の気持ちをなんでも
話せるようになります。
お子さんの話を
しっかり聴くということは、
親子の信頼関係が育まれ
将来において
親子関係がさらに
良い関係が築けるようになります。
今の出来事をお子さんの成長へとつなげる
お子さんの
意見や気持ちを
しっかり向き合い聴きながら
共感することが大切です。
そしてお子さんに
今、起こっている出来事を
お子さん自身の成長へと
つなげることが出来れば、
今起こっている出来事は
ギフトになります。
素晴らしいですよね!!
今の出来事を
お子さんの成長へと
つなげギフトにするために、
お子さんに次のように質問して下さい。
「この出来事からの学びは何だと思う?」
この質問をしても、
親が求めている意見と
違う場合もありますし、
お子さんから
すぐに返答が返ってこない時もあります。
お子さんから
出てくる意見が
親の求めている意見と
大きくかけ離れていても
一旦受けとめるようにして下さい。
お子さんの意見に対して
良い悪いというジャッジは
下さずに一つの意見として
受けとめることです。
そして
お子さんから
その場で返答が返って
こない時もありますが、
2、3日後に
お子さんの方から
意見が返ってくる時も
ありますので安心して下さい。
では、なぜこの
「この出来事からの
学びは何だと思う?」
という質問をしたらいいのでしょう。
それは、
今の出来事は失敗ではなく、
学びの体験であると意識を
変えることができるからです。
お子さんの失敗や
うまくいかなかった出来事が
「学び」の視点へと変わることにより、
この学びの経験を
積めば積むほど、
お子さん自身、成長へと
つながっていると
理解し実感できるようになります。
つまり、失敗を
ネガティブに捉えるのではなく、
学びとしてポジティブに
捉えるようになります!
すると、
「今回はうまくいかなかったけど、
今度はこうしよう〜」
「友達とトラブルになってけど、
これがキッカケで絆が深まるな。」
そして、
長い目でみたとき、
今の出来事は自分自身にとって
必要なことだったと
考えられるようになり、
全ての経験には
意味があることだなと、
自らの人生を
積極的に捉えることが
出来るようになります。
まとめ
失敗やうまくいかないことを、
自ら「ふりかえる」ことにより
「学び」
に変えることができ
成長へとつながります。
人生で起こる出来事を、
どのように捉え
自分のものにすることが
できるかで
人生が大きく違って
くるのではないでしょうか。
思ったようにいかず失敗した、
うまくいかなかったということだけに
囚われ前進できない時があります。
一方、結果は
うまくいかなかったけど、
「それまでの過程で何が良かった」とか、
「もう少しこうしたらよかった」など、
自ら「ふりかえる」ことで
次への改善点がみえてきて
「学び」に変えることが
出来ると大きな成長へとつながります。
人生において
何事も全てが
うまくいくことばかりではありませんし、
自分が思い通りに
進まない時も多いように思います。
しかし、
その時に
自らの力で
乗り越えられるかどうかで、
今後のお子さんの
人生の方向が変わってくると思います。
お子さんに自ら
「ふりかえり」
の力を身につけることにより、
将来を力強く生き抜く力に
なるのではないでしょうか。
最後までお読み頂き
心より感謝いたします。
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家庭教師ぽぷらは、
兵庫県(神戸)、大阪府、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県、岡山県、広島県で小中高生を対象に家庭教師を紹介しています。 オンライン家庭教師は全国で対応しております。
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家庭教師 ぽぷら 代表|子供たち一人ひとりの未来に本気で向き合う家庭教師会社を運営。お子さんの将来に大切な3つ成長力、やる気力や理解力、習慣力を身につけ成長をサポート。20年以上に渡り家庭教師業界に携わる。10000以上の家庭と接してきて成績が良い子と悪い子の違いは家庭教育にあると実感。教育心理学、コーチングを勉強し、親御さんに役立つ家庭教育情報を発信。趣味はマラソン、過去4回(神戸、大阪、京都)フルマラソンを完走。