2016.12.2 (Fri)未来スタイル
失敗しても大丈夫!子どもが成長するチャンス

グロースアップクラブは、家庭教師のぽぷらがお送りする親子のコミュニュケーションサイト
失敗しても大丈夫!子どもが成長するチャンス
「テストで思うような点数が取れなかった・・・」
「友達関係でトラブルになった・・・」
「部活でレギュラーになれなかった・・・」
お子さんなりに一生懸命取り組んだのに成果がでなかった。
こんな時、お子さんにどのような言葉をかけていますか?
お子さんの意見に共感すること
お子さんが思うような結果が出せなかった時やトラブルに合った時、当然、お子さん自身の気分は落ち込んでいます。
そんな時、「元気出しなさい!!」と言われると、お子さん自身「元気がないんだな〜」と自ら認識するようになり、ますます気分が落ち込むようになります。 元気いっぱいの人に「元気を出せ!!」と言われても、表面的なカラ元気になり根本的な解決ができない状態に陥ります。
親からみて努力が足りなかったお子さんに「あなたの努力が足りないからよ!」と正論を言われても、お子さん自身も努力が足りなかったと自覚をしていますし、お子さんなりの努力も一応はしているのです。
そこを指摘されると、お子さん自身もますます気持ちが落ち込み反発するようにもなります。
ですので、そんな時は、お子さんに正論を言うよりも、お子さんの気持ちに寄り添い共感することが大切です。
「そう〜大変だったね〜」
「がんばったのに残念だったね〜」
「そっか、それはつらい思いしたね〜」
お子さんの意見に対して良い悪いは別としてお子さんの気持ちに寄り添うこと。親は、お子さんよりも人生経験が長いだけに話の途中で正論や意見を言ってしまいがちです。
しかしお子さんの話の途中で親が意見を口出しするようになると、お子さん自身「自分の話を聞いてくれないんだな〜」と思うようになり親に本音を言わないようになります。
ですので、お子さんの話を最後まで聴きいて共感することが大切です。たとえ、お子さんの意見が間違っている場合でも、お子さんの話に最後まで聴き共感すること。
お子さんの意見が間違っているのに共感したら、その意見に賛成しているのでは?と思われますが、共感とは、お子さんの感情に寄り添い、同じように感じることです。 共感しても賛成したり賛同している訳ではありません。 お子さんの話をジャッジせずに共感して聴いていくことでお子さん自身、自分の話を聴いてくれている安心感につながります。
そしてお子さんの話を聴く時には、家事や仕事をやっていたとしても必ず手を止め、お子さんとしっかり向き合い話を聴く姿勢が大切です。 くれぐれもスマホを片手にいじりながら話を聴いたり、テレビを観ながらお子さんの話を聴くことは絶対に禁物です。 親のそういう姿勢をお子さんは敏感に感じています。
親が自分の意見をしっかり聴いてくれるというのはとても安心感になり自分の気持ちをなんでも話せるようになります。お子さんの話をしっかり聴くということは、親子の信頼関係が育まれ将来において親子関係がさらに良い関係が築けるようになります。
今の出来事をお子さんの成長へとつなげる
お子さんの意見や気持ちをしっかり向き合い聴きながら共感することが大切です。 そしてお子さんに今、起こっている出来事をお子さん自身の成長へとつなげることが出来れば、今起こっている出来事はギフトになります。
素晴らしいですよね!!
今の出来事をお子さんの成長へとつなげギフトにするために、お子さんに次のように質問して下さい。
「この出来事からの学びは何だと思う?」
この質問をしても、親が求めている意見と違う場合もありますし、お子さんからすぐに返答が返ってこない時もあります。
お子さんから出てくる意見が親の求めている意見と大きくかけ離れていても一旦受けとめるようにして下さい。 お子さんの意見に対して良い悪いというジャッジは下さずに一つの意見として受けとめることです。
そしてお子さんからその場で返答が返ってこない時もありますが、2、3日後にお子さんの方から意見が返ってくる時もありますので安心して下さい。
では、なぜこの「この出来事からの学びは何だと思う?」という質問をしたらいいのでしょう。
それは、今の出来事は失敗ではなく、学びの体験であると意識を変えることができるからです。
お子さんの失敗やうまくいかなかった出来事が「学び」の視点へと変わることにより、この学びの経験を積めば積むほど、お子さん自身、成長へとつながっていると理解し実感できるようになります。
つまり、失敗をネガティブに捉えるのではなく、学びとしてポジティブに捉えるようになります!
すると、「今回はうまくいかなかったけど、今度はこうしよう〜」「友達とトラブルになってけど、これがキッカケで絆が深まるな。」
そして、長い目でみたとき、今の出来事は自分自身にとって必要なことだったと考えられるようになり、全ての経験には意味があることだなと、自らの人生を積極的に捉えることが出来るようになります。
まとめ
失敗やうまくいかないことを、自ら「ふりかえる」ことにより「学び」に変えることができ成長へとつながります。人生で起こる出来事を、どのように捉え自分のものにすることができるかで人生が大きく違ってくるのではないでしょうか。
思ったようにいかず失敗した、うまくいかなかったということだけに囚われ前進できない時があります。
一方、結果はうまくいかなかったけど、「それまでの過程で何が良かった」とか、「もう少しこうしたらよかった」など、自ら「ふりかえる」ことで次への改善点がみえてきて「学び」に変えることが出来ると大きな成長へとつながります。
人生において何事も全てがうまくいくことばかりではありませんし、自分が思い通りに進まない時も多いように思います。
しかし、その時に自らの力で乗り越えられるかどうかで、今後のお子さんの人生の方向が変わってくると思います。
お子さんに自ら「ふりかえり」の力を身につけることにより、将来を力強く生き抜く力になるのではないでしょうか。
最後までお読み頂き心より感謝いたします。
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