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2021.10.7 (Thu)対話スタイル

肯定的に考える習慣を身につける

肯定的に考える習慣を身につける

こんにちは、

家庭教師ぽぷら 代表小村康宣です。

 

さて今回は

【肯定的に考える習慣を身につける】

というテーマでお伝えしたいと思います。

 

お子さんが

テストで悪い点数を取ってきた。。。

 

学校で提出物を出していないことが、

学校の先生から発覚した。。。

 

こんなとき、

お子さんにどのような言葉をかけていますか??

 

「なんで、こんな点数になったの?」

 

「提出物は早くやるように言ったのに、

どうしてやらなかったの?」

 

 

「なんで?」「どうして?」

という言葉を使って、

普段からお子さんと会話をしていると、

 

お子さんは

後ろ向きな思考が身につくように

なるというのはご存じでしたか??

質問が詰問になっている。

普段から

お子さんとの会話中で

「なんで?」 「どうして?」

 

という言葉を使って

お子さんに質問していませんか?

 

 

実は

「なんで?」「どうして?」という質問は、

質問の形をしていますが、

質問されているお子さんからすれば、

責められているというニュアンスになります。

つまり、質問しているのが、

詰問(きつもん)になっているのです。

詰問とは、

相手を責めて厳しく問いただすということ。

 

 

ですので、

この「なんで?」「どうして?」というのは、

過去の出来事に対し

『出来ない理由』

に焦点をあてて質問するため、

お子さんには否定的に伝わります。

そのため、

この 「なんで?」 「どうして?」

と質問しても、

お子さんは

責められていると捉えるようになり、

後ろ向きな答えや

言い訳ばかりを考えるため、

後ろ向きな思考が癖付いてしまいます。

 

これは、お子さんだけに限らず

大人でも同じではないでしょうか。

 

「どうして?」 「なんで?」

という言葉のニュアンスによっても違いますが、

出来ないことや分からないことに対して、

 

「どうして、わからないの?」

 

「なんで、できないの?」

 

と言われ詰問されていると感じると、

相手から責められて問いただされていると感じます。

そうすると、

自分自身を守るために言い訳が多くなったり、

後ろ向きな思考が定着してしまいます。

 

それでは、

この後ろ向きな思考を

前向きな思考に変えるためには、

どうすればいいでしょうか?

 

肯定的に考える習慣を身につける

それでは、

「なんで?」 「どうして?」

という後ろ向きな質問を

『前向きな質問にする』

ためには、どうすればいいでしょうか?

それは、

 

【どうすれば出来る?】

【どうしたらいいと思う?】

 

という質問に変えることです。

例えば、

先ほどの

「テストで悪い点数を取ってきた」場合は、

「次のテストで良い点数を取るためには、

どのようにすればいいと思う?」

 

 

学校の提出物を出さなかった場合は、

「提出物を忘れないようにするためには、

どうすればいいかな?」

 

この

『どうすればいいと思う?』

『どうすればいいかな?』

という質問は、

【未来に目を向け、出来るようになる】

ための質問です。

この言葉を使い質問することで

思考の向き先が、

後ろ向きから前向きに変わります。

そして、

未来に向かって質問することで

《お子さん自ら考える癖》

が身につきます。

 

親なら、

お子さんが出来ないことに対して、

「ああしなさい!」 「こうしなさい!」

といちいち言ってしまいがちです。

しかし、小学校の低学年までは

親の言うことを素直に聞いてくれると思いますが、

 

小学校の高学年から中学生になれば

反抗期になり親の言うことを素直にきいてくれません。

そのため、

お子さんを責める質問よりも

【未来に向かって、どのようにすればいいのか?】

 

という質問をすることで、

お子さん自ら肯定的に考えられるようになります。

もちろん、

お子さんにこの質問をしても、

いまいち反応が悪いときもありますし、

答えが返ってこない時もありますが、

 

根気強く何度も質問し、

お子さんの中からの答えが

必ずあると信じ待つことで、

 

お子さん自らの答えを引き出すことが出来ます。

 

普段からこの質問をすることで、

お子さん自ら考え行動する

ということが出来るようになるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

普段から否定的な質問をしていると、

否定的な思考が身につきます。

 

一方、思うような結果が得られない時や

失敗があったとしても、

その事象に対して

前向きに考えることで

《失敗から学ぶ》 ことが出来ます。

そして学びを次の経験へと

ステップアップしていくことが出来るのです!

この時に、結果が悪かった、

うまくいかず失敗したということで、

結果が良い悪いでジャッジしてしまうと、

そこからの学びを得ることが出来ません。

それよりも失敗したことを、

次への学びへ変えるという思考を身につけることで、

将来、お子さんが

社会に出た時に本当の生きる力になると思います。

ぜひ、失敗からの学びを大切にしてみてはいかがでしょか。

それでは、最後までお読みいただき心より感謝いたします。

 

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