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2021.9.20 (Mon)未来スタイル

【絶対ダメ!】子どもが親の言うことを聞かなくなる叱り方

 子どもが、親の言うことを聞かなくなる叱り方

こんにちは
家庭教師 ぽぷら
代表の小村康宣です^^

 

さて今回は

【絶対ダメ!】
子どもが親の言うことを
聞かなくなる叱り方

というテーマでお伝えします。

 

お子さんが
・悪いことをしたり

・同じ失敗を繰り返したり
・他人に迷惑をかけたとき

 

理性的に叱るつもでも
つい感情的に怒ってしまうことがありませんか。

 

そして
ウチの子は

 

「なんてダメな子なんだろう・・・」

 

 

「なんてドジな子なんだろう・・・」

 

 

「なんてワガママな子なんだろう・・・」

 

 

お子さんの行いを
叱るのではなく感情的に怒ることで

お子さんの
人格を責めてしまう
ことがあると思います。

 

実はこれが続くと
親子関係が悪化し
「親の言うことを聞かない」
という悪循環に陥ります。

 

そして
親の注目を引こうとして
悪戯や様々な問題を
引き起こすようにもなるのです。

 

このような
悪循環に陥ると抜け出そうとしても
なかなか抜け出せない状態になります。

 


「親の言うことを全く聞かない」

という状態になる前に
上手な叱り方を身につけることが非常に重要です。

人格を否定する叱り方は問題を起こすようになる!

お子さんが
悪さや悪戯をした時
行いを正すために
感情的に『怒る』のではなく
理性的に『叱る」ことが
大切だとよく言われます。

 

上手な叱り方として
理性的にダメな理由を説明し
お子さんと同じ目線になり
叱るということですが、、

 

でも、実際には
感情的にならずに
理性的に叱ることが
難しいというのが本音だと思います。

 

たとえば
お子さんが嘘をついたとします。

 

その嘘が
後々で発覚したとき
あなたなら

お子さんに
「嘘をつくのはダメなこと」だと
どのように伝えますか?

 


「どうして、あなたは嘘をつくの!!
嘘をつくなんて卑怯者よ!!」

 


「嘘をつく奴は、泥棒と一緒よ!
あなたは泥棒と同じでダメな人間よ!」

 

このように
嘘をついたことを
感情的に怒り
お子さんの人格を
責めたりしていませんか。

 

親から 「ダメな人間だ」
とレッテルを貼られることで

「僕は、卑怯な人間だ」

「私は悪い人」

「僕はダメな奴だ」

と心の中で思うようになり
心に傷
負わせることになります。

 

この状況が続くと
お子さんは

『自己存在価値』

を低くくしてしまいます。

 

更に
これがダメあれがダメと
言われ続けると

セルフイメージがドンドン低くなり
自分はダメな奴だと思うことで

実際に
ダメな子(問題を起こす子)なってしまいます。

 

叱ることは
悪いことではないですが
叱りすぎると
相手が不信感を持ち
それが
親子関係の悪化につながる
原因になりますので

お子さんを
叱る時にはくれぐれも
人格を叱るのではなく
行為そのもの
叱ることが非常に大切です。

感情的になる感情を大切にする

お子さんを叱る時

『感情的に怒らず
人格を否定せず
叱るようにする』

ということは
頭でわかっていても感情が出てしまう。

 

その感情を
そのままぶつけてしまう。。。

 

このような状況を
どうすればいいの?

とお悩みの方も多いです。

 

人は感情的な生き物です。

 

自分の感情を抑えたとしても
湧き上がることもありますよね。

 

また自分の感情に蓋をしても
何も解決につながりません。

 

ですので
イライラしている自分の感情を
受け入れることが大切です。

 

そして
このイライラしている感情は
どこからきているのか?
このイライラの元はなんなのか?

ということを理解することが
イライラする感情を解決する鍵となります。

 

このイライラする感情は
表面的なもので
これは
「二次感情」になります。

 

「二次感情」とは
どういうことなのか? というと

 

それは
「二次感情」の奥には
必ず
「一次感情」が潜んでいます。

 

この
「一次感情」に反応したものが

「二次感情」として表面に
出ていることになります。

 

例えば
お子さんが連絡もなく
門限の時間を過ぎて帰ったとします。

 

その時に
お子さんの顔をみるなり

「どうして
門限の時間を過ぎたの!!
連絡ぐらいしなさい!

お父さんからも
叱ってもらうからね!!」

 

このように
感情的にお子さんを怒ったら

当然
お子さんも感情的に反抗し
親子喧嘩に発展してしまいます。

 

この時に
湧き上がっている「怒り」は
「二次感情」になります。

 

実は
お子さんを「怒り」たくて
「怒った」のではく

 

「怒り」の元になっているのは
「門限の時間を過ぎている・・・」

なんか危険な目や
事故にでもあっているのでは
と心配や不安をしたと思います。

 

この「心配」や「不安」が
「一次感情」になるのです。

 

たとえば

先ほどのお子さんが
嘘をついたケースであれば
嘘をつかれたことに
あなたはどう感じたのか?

 


「人に嘘をつかれた」

→悲しい、悔しい、寂しい、
信頼していたのにショック、
裏切られた。
などの感情が出てきます。

これが
「一次的感情」になります。

 

感情的に怒る原因は
「一次感情」に反応し
「二次感情」が表面に
出来てきているのです.

 

でも
この「一次感情」を見つけ出し
「一次感情」を
そのままお子さんに伝えると
お子さんには伝わりやすくなります。

 

「あなたが、どうして嘘を
ついたかわかったわ。

でも、私はあなたが嘘をついた時

とてもショックだったわ。
すごく辛い思いをしたわ。

嘘をつかれたつかれた人は
とても傷つくからね。」

 

「あなたが
こういうことをしたから嫌な思いをした。」

「あなたの
こういう行為が人に迷惑をかける。」
など

お子さんの
行為そのものを伝えることで
お子さんにしっかり伝わります。

 

そうすると
お子さんは「嘘をつく」という行為は
親や人を傷つける悪いこと
だと理解できるようになります。

 

そして
お子さんも人格を傷つくこともなく
客観的に物事を見れるようになるのです。

 ま と め 

お子さんを叱る際

『人格を否定した叱り方』

を続けると

お子さんの心が
傷つき自信を失うことになります。

 

そして
成人になってからも
心の傷が癒されず
トラウマとして引きずる
ことも多いようです。

 

親からすれば
人格を否定したつもり叱っていなくても

お子さんからすれば
人格を否定されていると
受け取ることがあります。

 

ですので
叱る時には人格を否定せず
行為そのものを叱るように
意識してみてください。

 

お子さんが
傷ついたら嫌だから
『叱ることを避ける』
という方もいますが

 

現実から
避ければ避けるほど

お子さんは
叱られるような行為や
問題を引き起こします。

 

ですので
叱るということを
避けるのではなく

あなたの
一次感情を伝え
「意見を伝える」
ような態度で接すると

お子さんの
心に言葉が響き
行動が少し変化する
ようになるのです。

 

ぜひ、ご家庭で実践してみて下さい。

 

それでは最後まで
お読みいただき心より感謝いたします。

 

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