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2021.7.5 (Mon)家庭教師の指導体験談

スマホ依存症で勉強しなかった子が、やる気になった話<前編>

こんにちは
家庭教師 ぽぷらで講師をしています
神戸大学 福田です。

 

今回は
僕が家庭教師として担当している

 

神戸市垂水区
中学3年生のゆうすけ君の
指導体験談をお話したいと思います。

 

普段は
スマホでゲームや
YouTubeを見るのが大好きな男の子

何時間でも
スマホをイジっている状態。

少しスマホ依存症に
近い状態でもありました。。。

 

一方
勉強はというと
普段から全く勉強しなく
テスト前も勉強せずにテストを受けている。

勉強大ッ嫌いな男の子でした。

 

そんな
中学3年生 ゆうすけ君
(神戸市垂水区)が

 

勉強に対してやる気になり
自分から机に向かうようになった
ヒミツについてお話しします。

 

スマホ依存症!?

普段、ゆうすけ君は
部活動に入っていないため
家での時間はたっぷりあります。

 

しかし
家ではスマホばかりいじっている状態。

 

少しスマホ依存症
近い状態だったのかもしれません。。。

 

普段
勉強は全くせず

テスト前すら勉強せずに
ぶっつけでテストを受けている状態。

 

そんな状態なので
テストがあるごとに点数がドンドン下がり
勉強嫌いの悪循環だったようです。

まあ、勉強していないので
当然の結果だと思います。

 

家では
全く勉強しないからということで
お母様が心配され
近所の塾に通わされていました。

塾通っているだけで
塾の宿題もしなかったため
毎回居残り状態だったようです。

 

そんな、ゆうすけ君の
勉強を心配されて親御さんからの
ご要望で家庭教師を始めることになりました。

 

その時
ゆうすけ君は中学2年生になり

1学期の中間テストが
終わった5月後半の時期でした。

 

勉強が大嫌いで
やる気が本当にない状態。。。

 

当初、家庭教師の指導にも
ゆうすけ君はあまり乗り気では
ありませんでした。

 

初回体験授業でお伺いした時も


「家庭教師 = 勉強させられる存在」 

 

という先入観があったため

 

僕に対しても
少し反感を持った態度をしていました。

 

その時、何か質問しても

 

 

「勉強めんどくさい〜」

「しんどい〜、だるい〜」

「別に〜」

 

という感じで、、、

これには
僕も少し焦りましたが笑

 

僕も中学の反抗期の時
大人に対して
同じような反応をしていたな〜
と思い出し
少し懐かしくなり

ゆうすけ君が
可愛く思えるようになりました。

 

その時
いきなり勉強に入らず

スマホやゲームのことやら

ユーチューバーで誰が面白いなど

勉強以外のことから話をしました。

 

すると
少しずつうち解けてきてくれ

 

「しゃーないから
勉強するわ〜」 

 

と言ってくれ

その日は残りの時間を
一緒に勉強し
なんとか家庭教師を
始めることになりました。

 


塾に通っていたものの
自宅学習はゼロ

今まで、ゆうすけ君は
家で勉強しないからということで
近所にある塾に通っていたようです。

 

小学校高学年から通っていましたが
宿題もほとんどやったことがなく
毎回、居残りだったようです。

 

一応
塾での授業は受けていましたが

塾に行っている時だけの
勉強になっていたため
家での勉強は全くのゼロ。

 

当然
成績はドンドン下がる状態でした。

 

塾に通っているお子さんが

成績が伸びないとか
下がったというケースは
ほとんどが

塾行っている時だけの勉強になり

自主学習が
ほとんどしていないことが原因です。

 

そんな状態で
家庭教師をつけたとしても
塾と同じ結果になるなと
予想がつきましたので

 

なんとか

ゆうすけ君には
家庭教師がいない時にも
自主学習が出来るように

と考え策を立てました。

 

生徒さんによって
自主学習をやらない理由は
様々だと思います。

 

 

部活が忙しい

やる気にならなかった

学校行事が忙しく疲れてできなかった

 

 

などが多いです。

 

ゆうすけ君にも
自主学習をやらない理由を聞きました。

 

すると


「何をどうすればいいのか
全くわからない」

 

という答えが返ってきました。

 

今までも
宿題をしようとして
問題を解こうとしても

1問目からわからず
イライラしてやる気に
ならなかったようです。

 


つまり
やり方がわからないので
手のつけようがない状態
だったということです。

 

そこで
僕がやったことは

今、学校で習う学習内容から
宿題を出すのではなく

レベルを下げて
基礎学力の底上げ
から
取り組むようにしました。

 

例えば
数学に取り組もうとしても

分数の計算が
正しく理解できていなかったため

なかなか
前に進むことが出来ない状態でした。

 

まずは
小学校で習った基礎内容に
遡り復習する
ことにしました。

 

中学2年生なのに
小学生の学習内容を
やり直すとなると
抵抗がある子もいます。

 

しかし
ゆうすけ君は
今習っている勉強よりも

前に習ったことの方が
勉強しやすいかも

と思い素直に取り組んでくれました。

 

最初は
中学で使っているワークを進めながら
基礎を見直そうとしたのですが

 

ゆうすけ君は


「ワークは分からないところが多いし
提出期限までに終わらせるのは無理」

 

 

などと言って
取り組みに後ろ向きでした。

 

そこで
学校のワークは
テスト前に集中して取り組むことにして

 

普段の指導では
残っていた小学校の教科書やドリルを使い
算数の復習をすることから始めました。

 

すると

ゆうすけ君は

自分で解ける問題が多くなると
嬉しかったようで
少し勉強が楽しくなったようでした。

 

やはり、問題解いても

 

できない、、、わからない、、

 

ということが多くなれば
やる気を失ってしまいますが

 

問題解いて

  できる! わかる!  

という積み重ねをすることが


勉強のやる気を
引き出すことコツ
だと思います。

 

できるところを増やして自信アップ!

小学校で習う算数の基礎を復習し

わかる! できる! 

ということが増えたため

算数の自信が持てたようでした。

 

そして
小学校の習う基礎を関連付けて
中学校で習う数学をやるようにしました。

 

そうすることで
中学校で習う基礎問題は
解けるようになってきました。

 

ただし
やる気が大幅に上がった
という訳ではないため
宿題もやらない時もありましたが

 

そんな時は
家庭教師がいない時に
何をすればいいのかを

宿題の指示を明確にだし
学習計画を細かく立てました。

 

大まかに学習計画を立てても

ほとんどの生徒さんは

家庭教師の授業の直前に
宿題をするケースが多くなります。

 

そこで
日割りで宿題を
指示を明確にする
ことで

生徒さんも
何をすればいいのか
可視化できるため
宿題を取り組んでくれやすくなります。

 

今までは
問題を解かせられること
自体を嫌がっていたのに対し

基礎の徹底をしたことで
できる問題が増え

自信がアップし問題を解くことへの
抵抗感が薄れました。

 

最初は
小学校内容でのつまずきが多かった
算数・数学の学力底上げに取り組みましたが

 

1つずつ課題をクリアしていくことで
着実に自信をつけることができたのです。

後編はコチラ>>

 

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スマホ依存症だった子が
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