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勉強が三日坊主にならない方法
お子さんがテストで悪い点数を取ってきた時、「勉強もせずに毎日遊んでばっかりだったから、こんな点数取ってきたんじゃないの!!これからは、ちゃんと勉強しなさい!!!」
お子さんも反省し、「次こそは、絶対に良い点数を取って挽回するぞ!」「じゃあ、毎日1時間は勉強する!!! 」と気合を入れ直し勉強を始めたものの、数日後には、また同じ生活に戻りゲーム、スマホ、マンガばっかりで全く勉強しない・・・。
いくらキツく説教したり叱ったりしても、結局は、いつも三日坊主で勉強が続かない・・・。
きっとあなたのお子さんも、このような経験を何度も繰り返しているのではないでしょうか?
これは、お子さんだけに限らず誰もが経験するはず。
勉強だけに限らず何かを始めようと気合を入れつつも、いつも三日坊主で続かない・・・。
例えば、普段、本を読まない人が、2、3日はがんばって読書を続けたとしても途中で続くなくなり読書を辞めてしまう。
ダイエットも、数日間は我慢して食事制限などしたのに途中で我慢できずに元の食事に戻ってしまう。何かをやり始めても、いつも三日坊主で続かない。
これは、お子さんだけに限らず大人でもよくあることですよね。
人の脳は変化を恐れて嫌う。
それでは、なぜ、人は三日坊主で続かないのでしょうか??
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それは、人の脳は変化を怖れ嫌うという特性を持っているからです。 普段やっている行動ではなく、急に新しい行動を起こそうとすると脳が拒否反応を起こします。 そして新しい行動にブレーキをかけストップさせてしまうです。
つまり、脳は現状維持することが心地良いので、今までと同じ行動を繰り返し行う習性があるのです。
今まで勉強習慣ないお子さんが、机に向かい1時間勉強しても脳が拒否反応を起こし、勉強することをストップさせ続かなくさせてしまいます。
お子さんの勉強習慣が、いつも三日坊主で続かないというのはこの脳の仕組みが原因なのです。
脳にブレーキをかけずに続けさせるには?!
それでは、脳にブレーキをかけずに続けていくためにはどうすれば良いのか?
まずは、脳が拒否反応を起こさせないようにするために、小さな行動から始めることが大切です。 今まで勉強習慣ないお子さんに、毎日1時間机に向かって勉強させようとしても脳が拒否反応を起こし絶対に続きません。
最初は短い時間からスタートことが大事です!
今まで全く勉強習慣ないお子さんなら、まずは10分、15分の短時間の勉強をお勧めします。
読書の場合も同じです。 本を読む習慣がない人なら、最初の1ページだけをじっくり読むことからスタートしていく。これをまずは、2、3日繰り返していくようにします。
ここで大切なことが、まだまだ勉強できる!ということで、いきなり長時間の勉強をしないことです。長時間にわたり勉強しようとすると脳が拒否反応を起こし2、3日後には、また元の状態に戻ります!
読書も同じで、最初から一気に10ページも20ページも読もうとしないこと最初は無理をせずに脳が慣れるまで小さな行動からスタートすること。
つまり、小さな行動からスタートすることにより脳を騙すこと出来るのです。
そうすることで新しい行動に対してブレーキがかからなくなり習慣が定着出来るようになります。
三日坊主にならない行動術とは!?
それでは、小さな行動からスタートさせて徐々に脳を慣れさせていきます。 そして、次に大切なことは、お子さんの「小さな一歩を褒める!!」ことです。
10分15分だけ勉強しても意味ないんじゃないの?! 1ページだけ本読んでもダメじゃないの?!
と思われがちですが、まずは、小さいながらも変化したことを褒めてあげましょう。
なぜなら、結果だけを褒め続けると結果だけにしか目がいかなくなります。
良い結果はオッケー!だが、悪い結果はダメ!!という思考になり、悪い結果になりそうなら行動してもムダ! と諦め行動そのものをしなくなります。
ですので、結果を褒めるのではなく、行動そのものを褒めるということが大切です。
お子さんが「少しの時間でも机に向かった」という行動を褒めることにより脳は嬉しくなります。 脳は褒められると行動そのものが嬉しく楽しいものと認識するのです!
つまり、勉強すると褒めれる!! 「 勉強=嬉しい 」 ということになるので、お子さんは自ら勉強に取り組むようになります!
さらに、人は注目されたことに対して頻度を増やすという傾向があります。勉強に取り組む姿勢を注目し褒めることで、お子さん自ら勉強するようになります。
そして、勉強の習慣が少しずつついてきた頃に必ず起こる現象があります。
それは、勉強しようとした時に「勉強への取りかかりの壁」が出てきます!
たとえば、
部活で疲れて勉強する気にならない・・・
学校行事が忙しく勉強する気にならない・・・
勉強するの面倒くさい・・・
このように、部活や学校行事で疲れると勉強すること自体が面倒くさくなり「勉強への取りかかりの壁」という心理的ハードルが高くなり勉強をしなくなるということは誰もが経験することではないでしょうか。
それでは、この「勉強への取りかかりの壁」を取り払うためにはどうすればいいのか?
それは、短時間の勉強からスタートすることです。
15分の勉強ができないなら、10分でいいから勉強しよう!
10分の勉強ができないなら、5分でいいから勉強しよう!!
5分の勉強ができないなら、1分でいいから勉強しよう!!!!
1分でいいから勉強しよう!!と言うのです。
「えっ、1分?!」
「1分だけでは、勉強できないんじゃないの??」と思われますよね。
そうです。1分だけ勉強しようと思っても無理です。
でも、実際に「1分だけでいいから勉強しよう」と思ったら、机に座り、ノートを開き、ペンを持ち、まずは1問でもいいから解いてみる。 そうしていると、人の脳には「作業興奮」という脳の働きがあります。
これは何か行動したり作業してしていくと、少しずつ気持ちが乗ってきて「やる気」が高まって行動することいいます。
たとえば、掃除の場合でも、部屋全部を綺麗にしようと思うと少し気合が入り無意識で心理的ハードルが高まります。
すると、何かとやめる理由を自分で正当化して先延ばしにしてしまいます。
そうではなく、机が汚れているから机だけ掃除しようと思って始めたら、色々なところに目がとまり、結局は、部屋全部を掃除していたとか。
スポーツでも、初めは体を動かすことが面倒くさいな〜と思いながら体を動かしていくと、いつの間にか、体を動かすことが気持ちよくなり、もっと体を動かしたい!!という気持ちになっていたとか。
始めは小かなことから短時間だけやろうと思っていたことが、気がついたらいつの間にか調子に乗り長時間していたということがあると思います。
勉強も同じで「勉強するのめんどくさいな〜」と思っている時こそ、「1分だけいいから勉強しよう!」ということでスタートしてみてください。
すると、それが、5分、10分、15分と少しずつやる気が出て調子が出て勉強するようになります!
このように心理的ハードルを低くすることで勉強が「三日坊主」にならずに習慣が定着することが出来るのです!!
「習慣を制するのは、人生を制する」と言われるように、人生においても非常に重要なスキルの一つになります。
今のうちから三日坊主を克服できるように日頃から工夫することで習慣力を身につけることが出来ます!
それでは、最後までお読み頂き心より感謝いたします。
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