2017.2.24 (Fri)学びスタイル
本嫌いの子を本好きに変えるコツ

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本嫌いの子を本好きに変えるコツ
「うちの子、本を全く読まないんです。。。」
「本好きにさせたいのですが。。。」
本を読まないお子さんを本好きにさせるのには、どのようにしたらいいのか?とご相談をよくけることがあります。
当然、「本を読みなさい!」と押し付けたところでお子さんは反発するだけです。逆に押し付けられることで本嫌いになりかねません。
お子さんを本好きにさせるにはどのようにすればいいのしょうか。
本好きにさせたい理由とは?
それでは、お子さんを本好きにさせたい理由はなんでしょうか?
「国語の成績が悪いから、本を読ませることで成績アップにつながる」
「読解力がなく、テストの問題を解くときに問題の意味がわからないから」
などと言われることが多くあります。
つまり、国語の成績を上げ読解力をつけたい!ということです。
しかし読書をしたからといって、スグに読解力が身につき国語の成績が上がるのかというとそうではありません。
やはり国語の成績が上げるには時間がかかります。
ですが、国語の成績を上がるためだけに、お子さんに読書をさせようとするとかえって嫌になります。 無理やり本を与えても、ますます国語が嫌いになる原因にもなります。
では、本を読むメリットとはどのようなことがあるでしょうか?
本好きになり読書をするようになることは、国語の成績を上げるよりも大事なことがあります。
本を読むメリット♪♪
1・言語、語彙が発達する
2・集中力が身につく
3・感性が養われる
4・想像力が養われる
5・文章力が身につく
6・抽象的な能力が身につく
7・理論的な思考力が身につく
8・コミュニケーション能力が身につく
9・ストレスが軽減される
このように本を読むということは、さまざまなメリットがあります。
そして、脳科学者 茂木健一郎先生によると「本を読むと頭が良くなる」と言っています。
学力が高い子には本を読むことが好きな子が多く、逆に学力が低い子は本を読むことの楽しさや喜びを知らない子が多いとのこと。
本を読むと「言葉」を通して想像する力が育まれ抽象的な思考力が高まります。そして本を読み感動や楽しさを繰り返すことで脳の回路が強化され理論的思考やコミュニケーション力が高くなると言っています。
このように国語の成績を上げるためだけに読書をするとなると視野が狭くなりますが、勉強以外のさまざまなことで良い影響を与えるとなるとお子さん自身も読書をする意味も違ってくるのではないでしょうか。
本好きになるコツとは?
それでは、読書をすることが勉強以外のことにも良い影響を与えることが理解できても、実際にお子さんが読書をするようにするためにどのようにすればいいでしょうか。
それは、お子さんに「本を読みなさい!」というよりも、「親である、あなたが本を読む姿を見せればいい」ということです。
ただ、今まであなたが本を読む習慣がなくても焦る必要はありません。
なぜなら、私自身も小学生の頃は全く本を読みませんでしたが、中学生の思春期になり自ら本を読むようになりました。
思春期の時期は、悩みを親に話をすることが少なくなりますが、その代わり悩みを解決してくれる本に出会い、それから本好きになるケースも少なくありません。
思春期は親と距離をおきたい時期です。
部活、勉強、恋愛、友達関係など悩みは尽きませんが、親に相談できない悩みが本に書いてあったりします。
ですので、あなたがお子さんに「本を読みなさい!」というよりも、楽しく本を読んでいる姿を見せることがなにより大切です。
「わからないことがわかるようになって楽しい!」「もっと色々なことが知りたい!!」「もっと探求したい!」という純粋な気持ちで読書を楽しめば、お子さんにも自然に読書の楽しさは伝わるはずです。
まとめ
いかがでしたか?
本を好きになることは、人生においてとても大切なことだと思います。 読書をすることで感性が磨かれ感動できる心を持つことになります。
ですので、本を読むことを単に国語の成績を上げるため」というよりも、本を読む楽しさをわからせてあげることです。そして一番近くにいる、あなたが知識欲や学ぶ姿勢を忘れずに持ち続けることが大切になります。
それでは、最後までお読み頂き心より感謝いたします。
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