2016.12.23 (Fri)未来スタイル
子供に自信を持たせる大切なこと

子供に自信を持たせる大切なこと
お子さんには、勉強、スポーツ、学校生活など
何事においても自信を持ち積極的に取り組んでほしいと思いますよね。
でも、実際には、「ウチの子、何事にも自信が持てなくて、このままで大丈夫。。。」
お子さんの自信が持てないことを心配されていると思います。
では、お子さん自身が自信を持てるようになるには、どのようにすればいいでしょうか。
お子さんが勉強もせずにゲーム、スマホ、テレビで遊んでばかりだと、
「将来、ちゃんとした学校に行けるからしら。。。」
「このままだと、ちゃんとした仕事に就けるようになるか心配だわ。。。」
「将来、一人前の大人になれるのかしら。。。」
すると、「遊んでばかりいないで、早く勉強しなさい!!」「早く宿題をしなさい!!」
つい感情的にお子さんを怒鳴ってしまう。
お子さんを怒鳴って勉強させてもダメだとわかっているのに、つい感情的に言ってしまう。
これは、お子さんに「将来こうなってほしい!」「幸せいなってほしい!」という親が願う気持ちが強くなりすぎ、それが空回りして感情的に言ってしまうようになります。
でも、この親の願う気持ちが強くなればなるほど、お子さんには悪影響を及ぼすことにもつながるのです。
親の愛情が空回りすると悪影響になる?!
お子さんには将来、こうなってほしい!良い人生を過ごしてほしい! という親の願いがあります。
この親の願いと言うのは、親の愛情です。
しかし親の愛情が、お子さんへのダメ出しという形で日頃から表現されると親の愛情が空回りする原因になります。
そもそも、お子さんへのダメ出しというのは、お子さんに今より良くなってほしいという親の愛情表現だと思いますが、ダメ出しばかりが続くと、お子さんには悪影響を及ぼすことになります。
ダメ出しが及ぼす3つの悪影響
1・親の愛情不足を感じる。
2・自己肯定感がなくなる。
3・自己イメージが悪くなる。
1・親の愛情不足を感じる。
日頃からダメ出しばかりされ続けると、お子さんは親に対して不信感を持つようになります。
「親は僕(私)のことが嫌いなんだ」「僕(私)はダメな子と思われている」「僕(私)は親から大切にされていない」
「僕(私)は親から愛されていない」 と親に対して愛情を感じることができなくなり親の言うことを素直に聞き入れなくなります。
そしてこんな自分はダメと思うようになり自信が持てなくなります。
また、お子さんによっては悪いことをして親の注意を引く行動をして愛情確認をするようになります。 たとえば、物を壊す、落書き、いじめ、などです。
このようなことをすると、当然、親は心配します。 親の心配する姿を見てお子さんは存在価値を感じ良かったということになるのです。
2・自己肯定感がなくなる。
ダメ出しばかりされると、「あなたはダメな子!」と受け取るようになり、 「どうせ、僕はダメな子」「どうせ、僕は何やってもできない」このように自己否定感に強くなり、何事に対しても自信が持てなく自分にはできないと思い込み自らの可能性を狭めてしまいます。
3・自己イメージが悪くなる。
子供の頃から、親から言われる言葉を持ったままお子さんは成長します。
「あなたは何やってもダメね〜」と言われ続けると、「僕はダメ」「僕は何もできない」という自己イメージを持ち自信が持てなくなります。
このように日頃から、お子さんに「ダメ出し」ばかり続けていると、お子さんは自信が持てなく自らの可能性を狭めてしまうのです。
ちなみに、高校生を対象にした意識調査で「自分は価値ある人間だと思う」という問いに、
「全くそうだ」「まあまあそうだ」と答えたのは、
アメリカ・・89、7%
中国 ・・87、7%
韓国 ・・75、1%
なんと、日本は ・・36、1%という結果になりました。。
つまり、日本の子供は「自信が持てない子」が多いということです。
また「親は私が優秀だと思っている」という問いに対して、
「ある」と答えたのは、
アメリカ・・91、3%
中国 ・・76、6%
韓国 ・・64、4%
日本 ・・32、6%
という結果です。
「親から自分を優秀だと思われていない」ということは、日頃から親が子供に「ダメ出し」ばかりをしている傾向があるのではないでしょうか。
お子さんに自信を持たせるには?!
それでは、お子さんに自信を持たせるには何が必要になるでしょうか?
それは、親の愛情です!
もちろん、お子さんを愛していない親はいないと思います。
しかし先ほどの親の愛情が空回りすると「ダメ出し」ばかりをするようになります。その結果、お子さんは自信を失う原因になります。 愛情を空回りさせないためには、お子さんの心の安全基地となり優しく見守ることが大切です。
お子さんが失敗しても成功しても、良い悪いでジャッジせずに全てを受け入れること。たとえ失敗したとしても、それがお子さんの学びになり経験を積むことになります。
その学びを積みかさねることにより、お子さんの自信へとつながります。
そして次に大切なことは、お子さんの良いところに注目し「ヨイ出し」をすることです。
日頃から「ヨイ出し」をすると親の愛情を受けることになります。
もちろん、お子さんが悪いことをした時には、叱る時もあると思いますが、そんな時も、愛情を持って叱ることです。
また、「あなたは何やっても出来るようになるよ」と言われ続けると、「自分はできる。頑張ればできる。」
と自信が持てるようになり目の前に壁があわられても乗り越えられるようになります。
つい、親子だから「何も言わなくてもわかっているはず!」と思っていても、人の受け取り方はそれぞれ違います。
やはり、言葉で伝えることはとても大切です。
でも、普段からダメ出しばかりしていると、「お子さんに何から伝えてたらいいの?」と急に難しく感じます。
そんな時は、まずは簡単な言葉から伝えるようにしてください。
たとえば、お子さんが何かを手伝ってくれたり何かをしてくれたら、「ありがとう」「助かったよ」 「嬉しい」という言葉から伝えるようにして下さい。
普段から何気無いこの積み重ねが、お子さん自身が親から愛されていると思うようになり、それが「自分は大切な人間」だとお子さん自身で自信が持てるようになるのです。
まとめ
お子さんの自信を持たせるには親の愛情が何より大切です。
しかしその愛情をどのように表現するのか? ということが、お子さんの自信に大きく影響します。
そのためには、日頃からのお子さんの行動を上の立場から評価しジャッジしないこと。お子さんを一人の人間として同じ立場から共感し全てを受け入れることが大切です。
そうすことで、お子さんは親から信頼されていると思えるようになり、お子さんにとって親が心の安全基地の存在になります。
心の安全基地ができることでお子さんは自信を持ち何事にも勇気を持ってチャレンジ出来るようになり、自らの可能性を大きく広げることが出来るようになるのではないでしょうか。
ぜひ、お子さんに愛情たっぷりの表現をして下さい。
それでは、最後までお読み頂き心より感謝いたします。
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