みなさんは岡山県の公立高校入試についてどの程度知っているでしょうか？　　志望する高校の入試について正しい情報を把握しておくことは受験生にとって何よりも重要です。　

ここでは、岡山県の公立高校受験制度をわかりやすくまとめましたので、ぜひ参考にして下さい。　　まずは、基本的な事柄として入試の時期や種類について、こちらの表に詳しく説明します。

　
岡山県の公立高校入試では、特別入学者選抜は2月、一般入学者選抜3月に受験が行われますが、特別入学者選抜は普通科以外の学科･コースで主に実施されるため、普通科の受験機会は一般入学者選抜の1回となります。

　次に各選抜の評定方法について詳しく説明します。　　この評定方法をしっかり理解することが、志望校を現実なものにつながりますので確実に理解しておきましょう。　

すべての受験者に面接が実施されることも特徴の1つです。また、特別入学者選抜では学力検査のほかに作文･小論文･実技･口頭試問のうち1つ以上が実施されます。

総合点は調査書の内申点200点満点、学力検査点210点満点、面接、その他の実施検査より総合的に算出され、その結果で合否を判定します。

定員に対する比率は、一般的に普通科では30%、普通科内のコース・専門学科・総合学科では50%となっています。

一般入学者選抜でも、すべての受験者に面接が実施されます。

総合点は調査書の内申点200点満点、学力検査点350点満点の合わせて550点満点で算出され、その結果で合否を判定します。

岡山県の公立高校入試では、特別入学者選抜と一般入学者選抜であわせて「第1選抜」と「第2選抜」という方法で合格者を選抜しています。

「第1選抜」では、まず特別入学者選抜等による合格者を含めた総定員の90%について、第1志望者の中から選抜されます。そして「第2選抜」で、残りの10％について、第2志望者も含めて選抜します。

また、岡山県では2つ以上の科・コースで一括して生徒を募集する「くくり募集」というものを行っています。実施している高校は以下の通りです。

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岡山県の公立高校の入試制度について詳しく説明しましたが、ご理解頂けましたでしょうか。基本的な入試制度を理解し、いち早く志望校を決めることが非常に大切です。　そのためには気になる高校のオープンハイスクールに行かれることで、志望校がより現実的なものになります。　

ぜひ、お子さんと一緒にオープンハイスクールに行かれてみてはいかがでしょうか。　

岡山県の公立高校　学校案内一覧

岡山県内の公立高校　学校案内です。各高校の偏差値、内申点、推薦入試の内申点、入試倍率、入試科目、特色などを詳しくご紹介しています。ぜひ、参考にしてください。

　　
普通科のみ学区制が導入されており、6つの学区に分かれています。　　原則として普通科は出願できる高校が学区ごとに分かれて決まっていますが、一部、学区がない普通科もあります。学区が定められている以外の高校については、学区制はないため県内全域の高校に出願することができます。

「岡山学区」（岡山市北区・中区・東区（瀬戸地区を除く）・南区・玉野市・加賀郡吉備中央町）
岡山朝日高校・岡山操山高校・岡山芳泉高校・岡山一宮高校・西大寺高校・玉野高校

「倉敷学区」（倉敷市・総社市・浅口市（旧金光町）・都窪郡早島町 ）
倉敷青陵高校・倉敷天城高校・倉敷南高校・倉敷古城池高校・玉島高校・総社高校・矢掛高校
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「東備学区」（岡山市東区（瀬戸地区）・備前市・瀬戸内市・赤磐市・和気郡和気町）
瀬戸高校・邑久高校・和気閑谷高校
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「西備学区」（笠岡市・井原市・浅口市（旧金光町を除く）・浅口郡里庄町・小田郡矢掛町）
笠岡高校・井原高校・矢掛高校
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「全県学区」
岡山操山高校・岡山城東高校・高松農業高校・興陽高校・瀬戸南高校・岡山工業高校・東岡山工業高校・岡山東商業高校・岡山南高校・岡山御津高校・倉敷中央高校・倉敷鷲羽高校・倉敷工業高校・水島工業高校・倉敷商業高校・玉島商業高校・玉野光南高校・笠岡商業高校・笠岡工業高校・井原高校・総社南高校・備前緑陽高校・鴨方高校・岡山大安寺中等教育学校・烏城高校・勝間田高校・林野高校・真庭高校・勝山高校・新見高校・高梁城南高校・津山東高校・津山工業高校・津山商業高校

「市立高校」
岡山後楽館高校・倉敷市立精思高校・倉敷市立工業高校・倉敷市立倉敷翔南高校・倉敷市立玉島高校・倉敷市立真備陵南高校・玉野市立玉野商工高校・玉野市立玉野備南高校・井原市立高校・高梁市立宇治高校・高梁市立松山高校・備前市立片上高校