2021.9.13 (Mon)対話スタイル
子どもが嘘をつく時の対処法
子どもが嘘をつく時の対処法
こんにちは、家庭教師ぽぷら
代表小村康宣です。
今回は
「子どもが嘘をつく時の対処法」
というテーマでお伝えします。
「親に嘘をつくようになってきた。。。」
「テストや成績表を
親に隠すようになってきた。。。」
子供が親に嘘をついたり
隠したりしても
全てお見通しなことが多いと思います。
しかし
嘘つくことや
隠したりすることを
厳しく叱っても、
なかなか治らずに、
さらに嘘や隠すことが多くなる。
いったいどうすればいいの?
とお悩みではないでしょうか。
そんなお子さんの対処法をお伝えします。
お子さんが嘘のは理由がある。
普段、お子さんが
同じ間違いをした時や
失敗した時に、
お子さんに
どのように接していますか?
親であれば、
お子さんが
何度も同じ間違いや
失敗を繰り返すことに
イライラし叱ることもあると思います。
それは、
お子さんが
同じ間違いや
失敗を繰り返さずに
上手くいってほしいという
思いがあるからこそ、
ついキツク叱って
しまうのではないでしょうか。
しかし間違ったり
失敗した時に叱ることが多くなると、
お子さんは無意識に
間違いや失敗したことを
隠したり嘘をつくようになります。
そもそも、
お子さんは嘘をついたり
隠したりするようになるのは
どうしてなのでしょうか。
お子さんが
何かを失敗したり
間違った時に叱られ
否定的な言葉が多くなると、
お子さんは
自分を守り
自分を良く見せようとして
嘘をついたり隠すようになります。
しかも
叱れることが
多くなればなるほど、
お子さんは嘘をつき
隠すことを重ねるようになります。
つまり、
お子さんの
嘘や隠すようになるのは、
親の否定的な言葉が原因なのです。
この思考パターンを続けると、
その場しのぎの嘘や隠しごとが癖になります。
すると、
親だけではなく
他の友人たちにも
同じような思考パターンを
繰り返し信頼を失うことになります。
また、お子さんが将来、
社会に出た時に同じような
思考パターンを繰り返すことで
後々大きな問題を引き起こすことになりかねません。
ですので、今から平気で
嘘をついたり隠すという
思考パターンを手放すことが大切です。
嘘や隠す癖を手放すには
では、お子さんが
平気で嘘をついたり
隠す癖をなくす為には、
どのようにすればいいでしょうか。
それは、
お子さんが日頃から
間違いや失敗をしても
大らかな気持ちで親が受け止めることです。
そして、
お子さんが
正直に間違いや
失敗を言ってきたら、
素直に言ってくれたことを
認め褒めること。
すると、
お子さんは
嘘をついたり隠したりしなくても
親は受け止めてくれるという
安心感を持てるようになります。
この安心感が大切なのです。
たとえば、
他の子は出来ているけど、
お子さんだけ出来ていない時、
お子さんからすれば
「僕(私)だけ出来ない。。。」
と自信を失いがちです。
そんな時、
お子さんに
「はじめは誰もが出来ないことがあるけど、
時間をかけ訓練すれば出来るようになるよ」
と励ますと
自信を取り戻すきっかけになります。
お子さんが
出来ないこと失敗したことなどを、
親が否定すると
「自分には能力がないと思ってしまい」
自信が持てない子になってしまいます。
つまり、
お子さんが何か失敗した時に
親がどう接するのかで、
お子さんが自分に自信が
持てるかどうかが決まるのです。
まとめ
お子さんが
嘘をつくとか隠し事をするというのは、
子供の頃ならよくあることです。
しかし
嘘はダメと頭ごなしに叱ると、
嘘や隠しごとを重ねるようになります。
ですので、
お子さんが嘘をついたり
隠しごとをしても全て受け止めることです。
そして
お子さんが失敗や間違いを
したとしても叱る必要はありません。
失敗や間違いも全て受け止めていく。
そうすると、
お子さん自身も
親に対して安心が持て
悩み事や、
うまくいかなかったことなどを
自ら話をしてくれるようになり、
より良い親子関係が築けるようになります。
ぜひ、お子さんの失敗や
間違いを全て受け止めてください。
それでは、最後まで
お読みいただき心より感謝いたします。
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家庭教師 ぽぷら 代表|子供たち一人ひとりの未来に本気で向き合う家庭教師会社を運営。お子さんの将来に大切な3つ成長力、やる気力や理解力、習慣力を身につけ成長をサポート。20年以上に渡り家庭教師業界に携わる。10000以上の家庭と接してきて成績が良い子と悪い子の違いは家庭教育にあると実感。教育心理学、コーチングを勉強し、親御さんに役立つ家庭教育情報を発信。趣味はマラソン、過去4回(神戸、大阪、京都)フルマラソンを完走。